[実体験]90切り・80切りに必要なアプローチ練習とは

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こんにちは、アレオです。
前回に引き続き、アプローチに関してお話ししていきます。
90切りや80切りといった高いレベルを目指すためには、より抜け目のない練習と全体的なレベルの底上げが必要になります。
アプローチの重要性が一層増してくる段階ともいえますね。
 
私は80台や70台を目指すために、重要となるアプローチの役割をきちんと考え、それを実現するためにアプローチ練習の割合を一層増やしました。
今回は、そんな私が実際にスコア70台を達成した経験からのお話です。
 
この記事を書く私は、ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファーです。これまでの経験をもとに、全世代のアマチュアゴルファーに向けてスコアアップに役立つ情報を発信していきます。
 

90切りと80切りではやるべき練習は変わります

アプローチには、目指したいスコアによって習得するべきものがあります。
スコアによって求められる技術が違うからです。
たったスコアが10しか変わらないのにそこまで違うものかと思う方もいるでしょう。ですが、とにかくボギーを目指す90切りと出来るだけパーをとりたい80切りではプレーの質がまるで違います。
特に、スコアに直結するグリーン周りの技術に関してはその違いがより大きくなりますね。90と80の壁を突破するのに必要な技術を考え、具体的な練習目標に落とし込んでいきましょう。
 
このあたりの話は「100切りに必要なアプローチ練習とは」の記事でもお話しました。
ぜひこちらの記事もよんでみてください。
 

スコア別に求められるアプローチの技術を考えよう

次に、目標のスコア別にアプローチに求められることを考えていきます。
スコア別にアプローチに求められること
・90切り
→ボギーで凌ぐ技術が求められる
・80切り
→寄せワンをとりにいく
順に解説していきます。
 

90切り→ボギーで凌ぐ技術が求められる

90切りに求められるのは、とにかく全ホールボギーでしのぎ続けることです。
全ホールボギーだと5×18=90になり、パーの回数が一つでもダブルボギーを上回れば90切りは達成できるからですね。
では、アプローチに求められることは何でしょうか。それは、ボギーオン(パー4であれば3打でグリーンに乗せる)がアプローチで出来るようになることです。
 
ティショットやセカンドショットに多少のミスがあったとしても、3打目のアプローチでグリーンに乗せることができれば、そこから2パットのボギーであがることが出来ます。
つまり90切りに求められるのは、あらゆる距離からアプローチでグリーンに乗せる技術です。
 

80切り→寄せワンをとりにいく

次に70台を出すためのお話です。ここからはかなり難しくなります。
70台を出すためには、基本的にほとんどのホールをパーで終えなければなりません。
許されるボギーの回数はたったの7回(パープレー72+ボギー7回=79)です。
パーオン(パー4であれば2打でグリーンに乗せる)が出来なくても、可能な限りパーが求められます。
 
つまり寄せワン(アプローチ1回+パット1回)をとらなけらばなりません。
グリーン周りの難しくないライからであれば、カップの近くにボールを運ぶ技術が求められます。
 

90切りのためのアプローチ練習

スコア別のアプローチの指針が分かったところで、いよいよ具体的な練習についてです。
ここからは練習場でやるべきことを細かく解説していきたいと思います。
 
90切りのポイントは、とにかくいろんな距離からグリーンに乗せることでした。というわけで、こんな練習をお勧めします。
90切りのためのアプローチ練習
・10ヤード刻みで距離を打ち分ける
・同じ距離を2種類の弾道で打ち分ける
 

10ヤード刻みで距離を打ち分ける

ウェッジのフルショット~30ヤードの距離を10ヤード刻みで打ち分けられるようになりましょう。
これは、あらゆる距離からボギーオンを狙うのに必須の技術だからです。
バックスイングのふり幅をかえる、あるいはふり幅を固定してクラブを変えることで距離を打ち分けます。
ちなみに私は58度のウェッジ一本で練習していました。これはとにかく練習あるのみです。
 
そのためには、アプローチの割合を高めることを意識し、日々の反復練習が必要です。難しく思うかもしれませんが、日々継続して取り組みさえすれば自然と上手くなります。
 

同じ距離を2種類の弾道で打ち分ける

これは若干の応用編です。安定して80台を出すためのテクニックといえます。
10ヤード刻みの打ち分けが出来れば、次は同じ距離を高い球と低い球で打ち分けることをお勧めします。
これは、10ヤードよりさらに細かい距離を打ち分けるためです。
フェースを開いて高い球を打つ練習と、ハンドファースト気味にロフトをたてて低い球を打つ練習をしました。
 
これは私が、5ヤードの打ち分けがかなり難しいと感じたために実践したことですね。
芝の上から打つ場合は、仮に同じ力感でスイング出来たとしても、ライの違い(逆目、巡目など)によって5ヤード程度の距離のずれが生まれてしまうと感じたからです。
そのため、球の弾道でキャリーした後の転がりを変化させ、10ヤード以内の細かな調節をしようと考えました。
 
例えば55ヤードの距離にカップがあり、グリーンが全体的に下り傾斜だったとします。この場合、高い弾道の球で50ヤード打てば傾斜に沿って自然とカップにボールが寄ります。
こんな感じで細かな距離の調節を行うワケです。
 

80切りのためのアプローチ練習

最後に、私が70台を出すためにやったアプローチ練習をご紹介します。
私が意識した目標は、20ヤード以内の難しくないシチュエーションからのアプローチは全て寄せワンにすることでした。
具体的には、15ヤード以内の距離を様々なクラブで正確にキャリーできるようにすること。
主には、以下の2つを意識して練習しています。
80切りのためのアプローチ練習
・ピッチショットとピッチエンドランの正確な打ち分け
・5ヤード以内の短いアプローチの練習
 

ピッチショットとピッチエンドランの正確な打ち分け

私は使用しているウェッジが58・54・50度なため、58度でのピッチショット・54度のピッチエンドランの打ち分けを同じキャリーで正確にできることを目標に練習しています。
この2種類のアプローチの引き出しと距離の正確性で、グリーン周りのシチュエーションに対応していきます。
 
ラフとグリーンの高低差が一定以上ある場合は58度で球を少し上げ、花道やグリーンそばのフラットなシチュエーションであれば54度で転がしていくようなアプローチを多用するイメージです。
練習場では、15ヤード以内の様々な距離で狙った位置にキャリーさせることを意識しながら練習しています。
 

5ヤード以内の短いアプローチの練習

5ヤード以内のアプローチとは、グリーンそばでも芝が深い・ラフの距離が一定以上あるといった、パターを使った場合に距離感が出ない時に使うイメージでしょうか。
5ヤード以内の距離をあえて別にして書いたのにはいくつか理由があります。
・短い距離のアプローチは難しい
・あまり意識して練習しない
・スコアに直結するシチュエーション
優しいタッチでボールを打つ場合、手が緩みやすくミスの確率が増えやすいです。それに加え、短い距離のアプローチは練習場でするとお金がもったいない気分になり、意識して練習しませんでした。(笑)
そのため、より成功確率が低くなっていたんです。
 
また、このシチュエーションはラウンド中頻繁にはないですが、失敗すればスコアに影響します。ミスをすると再びラフからのアプローチになるので、ボギー以上は確実だからです。
70台を目指すとなると、なんとかパーセーブしたい重要な場面になりますね。
 
そんな短い距離のアプローチ練習をどのようにやっているかというと、マットとネットを購入してひたすら自宅で練習しております。やさしいタッチでもしっかりボールにインパクトすることを意識しながらです。
 
↓は、実際に私が自宅で使用しているネットとマットです。これなら場所も取らないので、家でも気軽に練習できます。
 

 

まとめ

今回は、少し上級編ともいえる80台や70台を目指すためのアプローチのお話でした。80台は多くのゴルファーが苦しむ大きな壁ですが、達成のカギとなるのがアプローチ練習です。
さいごに内容をもう一度確認しましょう。
90切り・80切りのためのアプローチ練習
・90切り:ボギーで凌ぐ技術
→10ヤード刻みで距離の打ち分け・弾道の使い分け

・80切り:寄せワンをとりにいく
→転がしと上げの使い分け・短い距離の正確性

私自身、70台を達成した時に最も貢献度が大きかった練習は何だといわれると、アプローチ練習であると絶対的な自信を持って言えます。
スコアアップを目指す方は、ぜひ今回の練習を取り入れてみてください!
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コメント

  1. […] [実体験]90切り・80切りに必要なアプローチ練習とは90切りや80切りといった… […]

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