こんにちは、アレオです。
今回は、アプローチに関するお話です。
100切りしたいゴルファー「アプローチは大切ってよく言われるけど、結局どんな練習をすればいいのか分からない。100切りを達成するのに必要なアプローチ練習があれば教えてほしい。」
こんなお悩みにお答えします。
私はこれまで目標のスコアを達成するために、どのような練習が必要なのかを考え、それを実行に移すことでスコア70台に到達することができました。
どのスコアを目指すにしても、アプローチがスコアメイクに果たす貢献度はとても大きいと断言できます。
今回は、そんな私が実際に100切りを達成した経験からのお話です。
・目指すスコアでアプローチ練習は変わります
・100切りに求められるアプローチの技術とは
・100切りを達成できるアプローチ練習
これまでの経験をもとに、全世代のアマチュアゴルファーに向けてスコアアップに役立つ情報を発信していきます。
目指すスコアでアプローチ練習は変わります
当たり前のことではありますが、自分の目指すスコアによって練習の目標は変わります。
スコアによって、求められる技術やプレーが変わるからですね。
もちろん、アプローチにも同様のことがいえます。
アプローチには練習することがたくさんある
ところが、アプローチにはアイアンやドライバーとは少し異なる点があります。
それは、アプローチには距離・クラブ・弾道・スピンなど打ち分けたり・使い分けたりしなければならないバリエーションがいくつもあることです。
アイアンは番手こそ種類はありますが、基本的にはどのクラブでもやることはまっすぐ打てるようになることです。距離は使う番手が勝手に変えてくれます。
ここで、簡単ではありますがアプローチにどんなバリエーションがあるのか考えてみましょう。
・ウェッジのフルショット以下の距離の打ち分け
・低い弾道なのか球を上げるのか
・ピッチショットやチップショット
これらのバリエーションを考慮すると、アプローチに求められる技術がいくつもあることが分かるかと思います。
練習すべきことにフォーカスしよう
効率よくスコアアップを実現していくには、練習すべきことにフォーカスしなければなりません。
100切りを目指す段階で、先程のバリエーションを全て網羅していくことは意味がないからです。
これらのバリエーションの中には、練習する必要のないことも数多く含まれています。
例えば、常に70台をキープしたいゴルファーがラウンド中1,2回遭遇する場面に備えてするアプローチ練習を、初心者がこなす必要はありません。
出来るようになったところでスコアへの貢献度があまりないからです。
(1つのボギーさえ惜しい70台ゴルファーにとっては意味のあることです)
100切りを目指すゴルファーが度々遭遇する場面を考え、その場面を確実に乗り越えられるようになるために、集中して練習すべきことに臨むのがベストです。
100切りに求められるアプローチの技術とは
次に、いくつもあるアプローチのバリエーションから、100切りを達成するために必要なことをご紹介します。
・大きなミスをしない
・イージーなミスをしない
それだけ?と思う方も多いはず。これらの点に関して解説していきます。
大ミスと凡ミスをしない
100切りを目指すゴルファーにとって、特に大切なのは大叩きしないことと凡ミスを極力減らすことです。
アプローチのミスでいうと、こういったところでしょうか。
・トップやシャンクをしてOBやトラブルになる
・チャックリをして打ち直し
このあたりのミスが出来るだけ起きないように練習すればオーケーです。
これらのミスは、いずれも大たたきにつながるミスだからですね。
ミスをしないことなんて常に意識してるし、当たり前のことじゃないかと思う方も多いはず。
ですが、100切りを目指すうちは特別なテクニックが求められる段階ではありません。
新たな技術を得ることよりも、ミスを減らすことの方がはるかに簡単です。
それに加え、100切りを目指す段階ではその方がはるかに近道といえます。
本気で100切りを目指したい方は、とにかく大きなミスや凡ミスをなくすことに徹底的にフォーカスしてみましょう。
100切りを達成できるアプローチ練習
100切りに大切なのはミスをしないことで、特別なテクニックは必要ないと先程言いました。
とはいえ、これでは何をしたらいいのかさっぱり分からないので具体的な練習法についてまとめてみました。
・ウェッジのフルショット・ハーフショットを大ミスせずに打つ
・ピッチングやアプローチウェッジで転がすアプローチ
・花道からはパターも選択肢に入れる
順に解説していきます。
ウェッジのフルショット・ハーフショットを大ミスせずに打つ
これは、グリーン手前の40~90ヤード位の距離を想定した練習です。
100切りを目指す段階では、正確な距離の打ち分けには拘らなくてオーケーです。
まずは、サンドウェッジやアプローチウェッジのフルショット・ハーフショットのみにパターンを絞って、ミスの確率を減らすことに集中しましょう。
シャンクやトップをしない確率が8割以上になることを目指してみてください。
多少のひっかけやスライスは大目に見て、OBにならなければオッケーという意識です。
必ずグリーンに乗ることが大切なのではなく、大きなトラブルを起こさないことが肝心ですから。
ピッチングやアプローチウェッジで転がすアプローチ
これはグリーン付近の比較的近い距離からのアプローチを想定した練習です。
ここで防ぎたいミスはちゃっくり(ダフってしまい、ほとんどボールが前に飛ばないこと)です。
これを防ぐためには、ピッチングウェッジ等のバウンスが少なくて、地面にクラブが引っかかりにくいクラブを使用して練習します。
ここでも重要なのが、とにかく距離を気にせずにしっかり打ち切ることです。
距離が多少オーバーしても構わないので、ダフることのないように練習してみましょう。
要は同じアプローチを繰り返さないようになりさえすればいいのです。
花道からはパターも選択肢に入れる
これは練習法とは違う話ですが、先ほどのちゃっくりを防ぐうえで重要な話なので解説します。
ちゃっくりが最も発生しやすいのは、花道(グリーン手前の芝が刈られたエリア)からのアプローチです。
芝が刈られて薄くなっているので、クラブと地面がぶつかって引っかかりやすくなるからですね。
これを防ぐために最も確実なのはパターでボールを打つことです。
パターでボールを転がす場合、確実にダフらずにボールを打つことが出来ます。
また、花道はボールの転がりも素直なので、転がる方向の予測も比較的簡単です。
ラウンド本番では、ボールを浮かして打つ必要性がない場面ならば、パターでアプローチすることも重要な選択肢の一つであることを意識しましょう。
アプローチというと地味な練習と感じる方が多く、あまり積極的に練習しない方が多いのが実際のところです。
しかしながら、スコアが良い方は必ずアプローチ練習に多くの時間を割いています。
これは間違いのない事実です。
ドライバーで豪快に打っていくのもゴルフにおける楽しさの1つですが、一見地味に見えるアプローチで仲間たちにスコアの差をつけられるのもまたゴルフの醍醐味だと私は思います。
100切りを目指す方は、ぜひ今回のアプローチ練習もいくらか取り入れてみてください!
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