こんにちは、アレオです。
今回は練習中の思考法について考えていきます。
ゴルファーなら誰しもが知りたいこと。
それは、ゴルフが上達するために必要な考え方、ではないでしょうか。
効率よく上達するために最も大切なことの1つは練習時の考え方・課題に対する取り組み方です。
練習に対する思考量が多い人ほど、最終的な上達が早いと私は考えます。センスがものを言うのは初めてすぐの時だけです。
私自身もゴルフを初めて2年位は何も考えずに効率の悪い練習をしていたなと今になっては思います。そんな反省も踏まえて、あの時実践していればと思った練習時の思考法をお伝えします。
本記事の内容
・克服するテーマを決めてから練習しよう[テーマは1つだけ 多くても2つ]
・ボールの行方を気にしない[課題の克服に集中する考え方]
・自分で考えてみることがスコアアップにつながる
私がこれまでに出会った、数年以内にベストスコア70台に到達した人達は皆、練習に対する考え方・取り組み方にある共通した特徴がありました。それが今回の内容です。
本記事を書いてる私は、ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファーです。
これまでの経験をもとに、全世代のアマチュアゴルファーに向けてスコアアップに役立つ情報を発信していきます。
克服するテーマを事前に1つ決めて練習しよう
取り組むテーマを決めてから練習することをお勧めします。
また、テーマは可能な限り1つ、多くても2つ(お互いのテーマが関連している動作なら)までとし、練習を始める前に決めおくのがベストです。
テーマの数や、テーマを決めるタイミングを制限することにはもちろん意味があります。
可能な限り集中力の高い練習をし、スイングの問題点を確実に克服していくためです。
マルチタスクは意味なし
ゴルフに限らずの話ですが、そもそも複数以上のタスクを抱えると、集中力はかなり低下します。
マルチタスクをすると、人間の集中力が40%も低下するなんて研究結果もあるくらいです。
早く上達しようと思うほど、色々な課題を一度に克服したくなりますが、そこは急がば回れ。
1つずつ課題に取り組む方が生産性が良いのは明らかです。
というか、1度にたくさんのことを練習中に克服出来るなら100切りどころか70台まで一瞬で到達出来ると思います。コツコツ練習するのが大切です。
マルチタスクを防ぐ方法
・テーマは1つか2つ
・事前にテーマを決める
テーマを事前に1つ決めて練習する。
そうです、これはマルチタスクを防ぐためのルールなんです。
このルールをもとに練習すると、色々な課題に目移りしないように自分をコントロールできます。そして、練習が非効率なものにならないようになっていくわけです。
練習中にテーマを変えない
テーマを決めて練習をしても、どうしても気になる課題が出る時もあるかと思います。
そんな時は、気づいた反省・問題をメモにし、次の練習以降に後回しにすることをお勧めします。
そのメモを繰り返し残すと、自分の問題点がはっきりと分かります。
さらに、メモに頻繁に書かれる課題を優先して次の練習以降の課題とすることができます。
こうすることで、より効率的な課題設定も行えるわけですね
ボールの行方を気にしない
ボールの行方を常に気にしながら、練習するのは今すぐやめましょう。
飛んだボールのことを気にして練習しても、スイングの課題を克服できるわけでないからです。
例えば、「ボールがスライスしてばっかり。どうしてだろう?」
なんて練習中に思った経験、多くのゴルファーがありますよね。
そこで、こうでもない、あーでもないと練習中に様々なことを試しながらスライスしない打ち方を見つけるわけです。
この試行錯誤、一見するとすごく正しいことのように思えますが、根本的なスイングエラーの解決にはほとんどなりません。その時のスイングに合った動きがたまたま出来て、スライスしなくなっただけなのです。
あくまで課題の克服に集中
打ったボールがスライスする時、いくつかの要因が重なった結果としてボールは曲がります。
そのいくつかの要因を克服出来た時にボールは曲がらなくなるわけです。
例えば、3つある課題のうちの2つを克服出来たとしても、残り1つが達成できなければボールはスライスします。
ボールの行方だけを気にしている人なら、もし仮に3分の2の課題が克服できている状況でも残りの3分の1の課題に集中出来ません。
あれこれ試行錯誤してしまうからです。
目の前のボールの行方に一喜一憂せずに、自身の根本的な課題に取り組む方が上達へのスピードは確実に早まります。
まずは自分で考えることが大切という考え方
常に人のアドバイスを求めるのではなく、一度は自分で考えながら練習するのがお勧めです。
なぜなら、ゴルフは常に自分の決断によって行動しなければならないスポーツだからです。
野球のように、打席に立てば監督がサインで指示をくれるわけではありません。
練習においても、同じことがいえます。
つねにレッスンを受けられるような金銭的に余裕のある方を除けば、自分で自分のスイングのコーチをしなければなりません。
だからこそ、練習に対する考え方・取り組み方がその人の上達のスピードを左右する重要な要素になるわけです。
私がこれまでに会った人達の中で、数年以内にベストスコア70台に到達した人達は皆、ゴルフに対する思考量が圧倒的でした。
常に自分の課題を意識しながら練習し、意味のある練習を続けている人達ばかりです。
ゴルフ談義していると、そりゃ上手くなるわって感じの人達ばかりでした。
ですが、レッスンを受けることや、雑誌等でスイングのヒントを得ることを否定しているわけではありません。
自分で考えなければ、他人から誤ったアドバイスを受けてもそのことに気づけないからです。
他人から学んだことであっても、自分で考えてその意味を理解しようと努める過程がとても大切だと思います。
スコアアップを目指すゴルファーの方へ
今回は練習に対する考え方・取り組み方についてお話しました。
自分で考えながら練習するということは、すごく遠回りのことのように思えます。
ですが、自らテーマを決め、その課題に集中して取り組むことを自らの考えで実践しようとすると
自然とゴルフやスイングに対する思考が深まり、知識も多く吸収しようとします。
こうなると、ゴルフの奥深さをより知ることができ、さらにゴルフを楽しむことが出来ます。
おまけに上達のスピードも速くなるんだから、いいことづくめですよね。
皆さんもぜひ実践してみてください!
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