幅広な方必見|プーマ イグナイト アーティキュレートのレビュー・解説

プーマ/アンダーアーマー
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出典:プーマ
今回は、2022年6月にプーマから発売されたスパイクシューズ「イグナイト アーティキュレート」についてレビューしていきます。

実際にシューズを履いてみたうえで、サイズ感や特徴を詳しくレビューしていきます!

本記事のポイント
・イグナイト アーティキュレートのサイズ感、履き心地などをレビュー
・イグナイト アーティキュレートの使用プロ
・機能性や特徴について解説
・シューズの評価

この記事を書く私は
ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファー
過去20足以上のレビューをしてきたゴルフシューズオタク

 

実際に履いてみた感想

ここからはシューズを実際に履いてみた感想をご紹介します。

今回は試着レビューとなっているため、グリップ以外の「サイズ感・履き心地・サポート・防水性能」の4つの観点からレビューします。

 

イグナイト アーティキュレートのサイズ感

イグナイト アーティキュレート(28cm)  紐/BOA 、定価17,600/19,800(税込)のサイズ感
 
サイズ感
BOAタイプ
私のサイズ
(靴下を履いた状態)
長さ
余裕あり
→爪先に0.5cmほどの隙間
27.6cm
足囲
余裕あり
⇨カカトと足先部分は中足部よりも広く作られていた
23.4cm
(足幅は10.4cm)
甲の高さ
余裕あり
23,8cm

※ふだん履きのスニーカーは28cm。私の足のサイズは、足幅換算でDサイズ程度(平均〜やや細めのサイズ)。
※長さ=「かかとから最も遠い位置」、足幅=「親指の付け根(骨の出っ張り)から小指の一周の長さ」、甲の高さ=「甲の骨が出っ張った位置での足1周の長さ」で測定

普段ばきのスニーカーと同じサイズを着用。

横幅のワイズは、 2E~3E(平均~大きめ)程度。部位によって幅のギャップがあり、つま先や踵部分はしっかり広く(3E程度)、中足部は2Eよりも大きいかな?という印象です。

縦のサイズ感は、甲が高めでつま先部分に余裕がある作りだからか、やや表記より大きく感じました。

紐・BOAタイプともに、シュータンがないブーティ構造をしています。

そのため全体的なシューズのサイズ感に比べると履き口だけは狭め。履きづらいほどではないが、足をぎゅっと押し込むとスポッと足がはまるようなイメージです。

購入推奨サイズですが、かなりの甲高・幅広で悩んでいる人以外はほとんどジャストサイズでオッケー。悩んでいる人はハーフサイズアップでいいと思います。

ナイキ・アディダス・プーマのような主要なスポーツブランドの中ではかなり広く作られており、甲高・幅広に悩む人に取ってはうってつけのシューズです。

ご自身の足幅が広いのか狭いのか分からない方は、以下の記事をチェックしてみてください。

 

履き心地(クッション)

シューズを履いて最初に感じるのは、スパイクシューズを履いたとは思えないトップクラスの履き心地の良さです。

一般的なスパイクタイプと違い、アウトソールが柔らかいラバーソールで構成されているため、スパイクレスのような快適な履き心地をしています。

スパイクの数はかなり多めですが、刃の高さが最低限なので接地感も高め。ミッドソールの適度な反発感も直に感じられました。

また前足部にはサポートパーツがなく、アウトソールが柔らかいこともあってかなり歩きやすいシューズです。

スパイクシューズでありながら、スパイクレスを履いているような感覚になるのがこのシューズの大きな特徴です。

 

サポート

中足部に配置されたケージのおかげでサポート感は高めに感じられました。

前作にはなかったヒールサポートパーツも追加され、総合力も向上しています。

一方で踵周りのクッションが少ないように感じ、踵内部にあるプレートが主張し過ぎているように感じました。踵に余裕があるサイズ感だったので痛いと感じるほどではなかったですが、踵がジャスサイズ目な人は要注意です。

前述した柔らかめのアウトソールの影響で、フィニッシュでつま先をピンと止めることは難しめですが、思いっきり足を捻ってもよれないホールド感はしっかりあります。

 

イグナイト アーティキュレートは雨の日に使用できるか?

アッパーの大部分は防水加工が施されているため、多少の雨であれば全く問題ない防水性能

ただシュータンや足首回りには防水加工がなく、そのまま水が染み出すと思われます。

また中足部のプレート部分にはアッパーとの隙間があるため、汚れが入ると掃除がめんどうです。ハードな天候の日にはあまりお勧めできないシューズといえます。

 

イグナイト アーティキュレートの使用プロ

イグナイト アーティキュレートの代表的な使用選手はブライソン・デシャンボーやゲーリー・ウッドランドです。



デシャンボーはアーティキュレートの先代である「イグナイト パワーアダプトケージド」の時からシューズを使用。

道具一つ一つに繊細なこだわりを見せる彼が選ぶシューズですから、その機能性は折り紙付きです。(彼がゴルフボールを選ぶ際に塩水に浮かべたのは有名な話ですよね)

ビッグドライブを生み出す彼の全力のスイングを支えるシューズですから、安定性はたしかなものです。

 

イグナイト アーティキュレートの機能性・特徴

イグナイト アーティキュレートの代表的な特徴を3つご紹介します。

・履き心地のよいスリップオン構造
・8つも配置されたパワーグリップ
・中足部を保護するPWRCAGE

 

履き心地のよいスリップオン構造

スパイクシューズでは比較的珍しいスリッポン構造をしており、履き心地の高いシューズとなっています。

前作もそうでしたが、ゴルフシューズにありがちなゴワゴワ感がなく快適性も高め。

着脱が面倒なイメージを持つ方もいますが、履き口が柔らかいため問題ありません。

 

8つも配置されたパワーグリップ

ゴルフシューズの中ではかなり多い8個も配置されたスパイク。

土踏まずがない形状にしたことで平らな面が増え、スパイクの配置箇所を増やすことができました。

またスパイクの位置も変更されており、土踏まず外側をカバーすることでよりスイングの力をうけることができます。

左が前作。右が今作のイグナイトアーティキュレート

 

中足部を保護するPWRCAGE

中足部にあるプレートは、シリーズお馴染みのPWRCAGEを採用。

ニット素材主体のアッパーの上から、足の両サイドに覆いかぶさるように配置されています。

この機構の優れたポイントは横ずれに対して強さを発揮するだけでなく、シューズのフィット感も高めること。

一般的なサポートパーツとは異なり、靴紐と連動した機構だからこその性能の高さがあります。

見た目は少し便りなく見えるかもしれませんが、あのデシャンボーが履いているシューズなのでその心配はないと断言できます笑

 

まとめ:イグナイト アーティキュレートの評価

良いところ
・スパイクタイプなのに抜群の歩きやすさと快適性
・甲高幅広な人にうってつけのサイズ感
・限定モデルも多く、人と被らないカラバリの豊富さ
悪いところ
・スポーティなウェア以外との相性が▲
・足幅が広くない人は逆にぶかぶかめに
BOA、ひもどっちがおすすめか
⇨目立った差はなく、好みで選んでよし!

このシューズの最大の利点はスパイクレスのような快適性をもちながら、高いグリップ力やサポート力があることです。

やや癖のあるシューズ形状のため、足幅が広くない人にとってはあまり恩恵を感じられないものの、それ以外の方には文句なしの性能をしています。

 

さいごに:買って損はなしの良シューズ

今回はプーマ「イグナイト アーティキュレート」をレビューしました。

当ブログ「アレオゴルフ」では、ナイキを中心としたゴルフシューズのレビューPGAツアーのシューズ・ウェア情報を紹介しています。こちらの記事もおススメですよ!

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