あの名作がゴルフ仕様に|アディダス サンバ ゴルフのレビュー・解説

アディダス
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出典:アディダス[Instagram]
今回は、2022年10月にアディダスから発売されたスパイクレスシューズ「サンバ ゴルフ リミテッドエディション」※第2弾 についてレビューしていきます。


実際にシューズを履いてみたうえでのサイズ感や特徴を詳しくレビューしていきます!

本記事のポイント
・サンバ ゴルフのサイズ感、履き心地などをレビュー
・特徴について解説
・シューズの評価

この記事を書く私は
ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファー
過去20足以上のレビューをしてきたゴルフシューズオタク

 

実際に履いてみた感想

まずはシューズを実際に履いてみた感想をご紹介します。

「サイズ感・グリップ・履き心地・サポート・防水性能」の5つの観点からレビューします。

 

サンバ ゴルフのサイズ感

サンバ ゴルフ(28cm)  374g 紐 、定価15,400(税込)のサイズ感
 
サイズ感
紐タイプ
私のサイズ
(靴下を履いた状態)
長さ
余裕あり
→爪先に1cm弱の隙間
27.6cm
足囲
少し余裕あり
(カカト部分は余裕あり)
23.4cm
(足幅は10.4cm)
甲の高さ
余裕あり
23,8cm

※ふだん履きのスニーカーは28cm。私の足のサイズは、足幅換算でDサイズ程度(平均〜やや細めのサイズ)。
※長さ=「かかとから最も遠い位置」、足幅=「親指の付け根(骨の出っ張り)から小指の一周の長さ」、甲の高さ=「甲の骨が出っ張った位置での足1周の長さ」で測定

普段ばきのスニーカーと同じサイズを購入。

横幅のワイズは 平均である2E(平均~大きめ)程度で、全体的にゆとりのあるの幅でかかとにいくにつれてより広くなる形状です。

縦のサイズ感は、甲が高めでつま先部分に余裕がある作りだからか、やや表記より大きく感じました。

私の足幅が狭めなこともあり、スポッと足が入るようにシューズを着用できます。

購入推奨サイズですが、かなりの甲高・幅広で悩んでいる人以外はほとんどジャストサイズでオッケー。悩んでいる人はハーフサイズアップでいいと思います。

同じアディダスのシューズと比較すると、コードカオス22ツアー360 22の間くらいのサイズ感となっており、2E表記のシューズの中でも比較的大きめのサイズ感です。

サイズ表記がユニセックスサイズと記載されていることから、小さめの印象を持った方もいるかもしれませんがその心配はありませんでした。

ご自身の足幅が広いのか狭いのか分からない方は、以下の記事をチェックしてみてください。

 

グリップは思いのほか高め

全体的な印象としては、グリップ力が思いのほか高いと感じました。

スニーカーをゴルフ仕様にした、コンセプトシューズとは思えないレベルです。

ソール全体にラグがたくさんあり、特に前足部分はスパイクのような回転刃があることでスイング時のスリップ感がかなり低減されています。

出典:アディダス

朝露で濡れてるような湿り気のあるシチュエーションでもあまり気になりません。

強いて課題を上げるとすれば、前足部に対して踵部分のグリップ力が弱いので傾斜でかかとに体重がかかりすぎるような状況が少し不安かなと思うことです。

 

履き心地(クッション)

全体的な履き心地は、一般的なスパイクレスより硬め。ガムソールを使用しているためか、予想通りの硬さでした。

一方でシューズの重さは370g台とスパイクレスの中では比較的軽めで、足取りは軽め。

ただシューズ自体の屈曲性が高い訳ではないので、歩いてる時のフィット感は低め。

またシュータンが硬くて曲がり辛い素材で、くるぶし丈のソックスでないで足を痛める可能性があります。

出典:アディダス[Instagram]
じゃばらのような形状をしていますが、かえって曲がりづらくなっている気がしました、、

コンセプトシューズなので歩きやすさに関してはご愛嬌で、、といったところでしょうか。

 

サポート

全体的にアッパーがとてもソフトな感触で、よくも悪くも圧迫感がないシューズです。

唯一のサポートパーツといえるのは、足の指先部分を覆うスウェード素材のマットガード(ちなみにスウェードっぽくみえますが、実はリサイクル素材を使用した擬似素材だそう)。

アウトソールが硬めなのでペラペラとヨレることはないものの、これといったサポート感もありません。

これはサンバがというよりアディダスのシューズあるあるなのですが、かかとが広めかつサポートパーツがない場合、足幅が狭めな人は少しかかとが動くような感覚があります。

 

サンバ ゴルフは雨の日に使用できるか?

全体的に撥水性のあるアッパーを使用しているため、少しの雨ならへっちゃらな性能はしています。

一方でシュータン部分からの水の侵入は防げません。

また足先部分にスウェードのような素材をしているため、汚れがすぐに目立つのが気になります。

出典:アディダス
指先周りを綺麗に保つのはとても労力がかかりそうです

綺麗にシューズを履きたい方は、基本的に晴れの日や打ちっぱなしでの使用をお勧めします。

 

サンバ ゴルフの特徴

サンバゴルフの解説を3つのポイントに分けてご紹介します。

・アディダスの名作シューズ”サンバ”とは
・サンバのユニークなディテールを反映
・2022年に2弾のシリーズを展開

 

アディダスの名作シューズ”サンバ”とは

サンバゴルフはその名前の通り、スニーカーであるサンバをゴルフ仕様にしたシューズ。

サンバとは1950年に発売されたサッカーシューズで、アディダスが創立間もない時から発売している歴史あるシューズです。

元々は冬季の屋外や屋内用のサッカーシューズとして発売され、様々なカルチャーの中で支持されながらスニーカーとして高い人気をもつシューズとなりました。
(当時のデザインを知りたい方はこちらの記事がオススメです。今とデザインが全然違います。)

発売当初のサンバは今とは全く違う見た目をしたシューズですが、1970年ごろから今のデザインに近いものとなり、スニーカーとして現在発売されているデザインを再現性高くゴルフ仕様にリニューアルしています。

 

サンバのユニークなディテールを反映

見た目は現代のサンバそっくりですが、それ以外の細かなディテールもこのシューズに反映されています。

・アウトソールの吸盤にスパイクを配置
・合成素材のシュータンを採用

サンバの大きな特徴の一つがアウトソールにある穴ぼこ。

出典:アディダス
画像は現在スニーカーとして発売されているSAMBA

冬の硬い路面や雪でも滑らないようにソールに吸盤を再現した穴を配置されたもので、サンバゴルフでは吸盤部分にスパイクを配置しています。

サンバゴルフのシュータンは縞模様が入った合成素材ですが、これは1990年代に発売されたサンバ・クラシックのディティールを採用したものと思われます。

 

2022年に2弾のシリーズを展開

サンバゴルフは2022年に2回のシリーズに分けて発売されており、私が購入したのは第2弾のものです。

第一弾はパステルカラーを使用した全4色シリーズで発売。

出典:アディダス

第2弾では、SAMBAの特徴的なカラーであるブラックやホワイトを基調にガムソールを使用したクラシックな1足を発売しました。

2023年現在は以降のシリーズ展開が不明ですが、アディダスは同じシューズを何弾かに分けて発売することがよくあるので今後のカラー展開にも期待したいところです。

 

まとめ:サンバ ゴルフの評価

良いところ
・とにかく見た目がかわいい
・思いのほかグリップ力は高め
悪いところ
・サポートやクッションはかなり低水準

残念ながらシューズの性能はかなりものたりなくなっていますが、そんなことが気にならない位の見た目の可愛さはあります。

ストリート系などのカジュアルな装いにぴったりなシューズです。

 

さいごに:見た目買い専用シューズ

今回はアディダス「サンバ ゴルフ」をレビューしました。

当ブログ「アレオゴルフ」では、ナイキを中心としたゴルフシューズのレビューPGAツアーのシューズ・ウェア情報を紹介しています。こちらの記事もおススメですよ!

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