出典:アディダス
こんにちは、アレオゴルフです。
今回は、アディダスのスパイクレスシューズ「アディクロスZX」をレビューしていきます。
「ON/OFFどちらにも対応できるデザイン」をコンセプトにしたアディクロスからの発売。
デザインに一目惚れして、思わず購入してしまいました。
本記事では、これまで20足近くのシューズをレビューしてきた私が、シューズの特徴・実際に使ってみた感想をご紹介します。
この記事を書く私は
ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファー
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アディクロスラインの新作シューズ
「アディクロスZX」は、2021年のアディクロスラインから発売されたシューズ。
アディクロスとは2018年からはじまったアディダスゴルフの新ライン。
通常のゴルフウェアを販売するパフォーマンスラインとは違い、コース外でも使えるシームレスなデザインが特徴です。
そのため、これまでに発売されたシューズは全てスパイクレス。デザインもレトロスニーカーのような、クラシックなデザインをしたものが大半です。
出典:アディダス
※2021年に発売されたアディクロスレトロ
ZXにインスパイアされたディティール
アディクロスZXの名前の通り、アディダスの名作ランニングシューズ「ZXシリーズ」をモチーフにデザインされています。
・ミッドソールのラバーパーツ
・ヒールケージ
・前足部のメッシュアッパーの形状
モチーフとしたデザインの多くは、1980年代後期に発売されたZX8000のディティールを採用していると思われます。
2020年には、ZX8000をゴルフ仕様にした限定シューズが発売されており、これらは1連の流れと考えるのが自然だからですね。
出典:GQJAPAN
※画像はZX8000ゴルフ
素晴らしすぎるデザイン性
アディクロスZXはいい意味でゴルフシューズらしくない、オシャレなデザインをしています。
・アッパー
撥水レザーやメッシュなど、複数素材を切り替えたアッパー
・シューレース
色違いのシューレースが付属
特徴的なデザインの一つが、異素材を切り替えたアッパー。
ヒールやタンにはスウェード素材、側面にも2種類のアッパーを使用しています。
出典:アディダス
色違いのシューレースがついていました。こっちの方がいいかも。
様々な局面に対応する機能性
アディクロスZXに搭載された機能をご紹介します。
BOOSTを合わせたEVAミッドソール
ミッドソールの大半は、一般的なシューズと同じEVA素材で構成。
ヒールには、コードカオスなどにも採用されるBOOSTソールを搭載。クッション性の高い素材をヒールに搭載することで、快適な歩行性能を実現します。
出典:アディダス
※丸い窓の中にBOOSTソールが搭載。すごく柔らかいです。
ねじれを防止するトルションシステム
ZX1000番台に搭載されたトルションシステムが採用されています。
通常一繋ぎになっているソールを前後で分割。さらに分割したソールをトルションバーで繋ぎます。
出典:アディダス
※真ん中の緑色の棒がトルションバー
足の前後それぞれの自由度を確保しつつも、ねじれない安定性を確保しているんです。
耐久性に優れたアディウェアラバーソール
耐久性に優れたアディウェアラバーソールを採用。
コース外でも使用するということで、このシューズには欠かせない機能です。
実際に履いてみた感想
ここからはシューズを実際に履いてみた感想をご紹介します。
ラウンドでは使用せず、打ちっぱなしで使用しただけの感想であることに注意してください。
アディクロスZXのサイズ感はゆったりめ
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履いてみた感想
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私のサイズ(靴下を履いた状態)
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長さ
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余裕あり
→5mm強程度
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27.6cm
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足囲(足幅)
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余裕あり
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23.4cm(足幅は10.4cm)
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甲の高さ
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余裕あり
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23,8cm
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※長さ=「かかとから最も遠い位置」、足幅=「親指の付け根(骨の出っ張り)から小指の一周の長さ」、甲の高さ=「甲の骨が出っ張った位置での足1周の長さ」で測定
※サイズ感の詳細が気になる方はこちら(ナイキゴルフシューズのサイズ感を解説)
足幅は2E~3E程度(平均〜広め)ではないかと考えます。縦のサイズ感も大きめで、中指や薬指あたりにきちんと余裕があるつくりでした。
なかでも履き口は、かなりゆとりがあるなと感じました。(私にはちょっと大き過ぎなくらい)
基本的に普段履いているサイズを選んで問題ないと思います。
一長一短な歩きやすさ(履き心地)
第一印象は、ラバーソールによってやや硬めの履き心地だなと感じました。
ですがかかと部分はしっかりとクッション性があり、歩行の際にとても重宝します。トルションによって足の屈曲もスムーズでした。
しかしながら、メッシュアッパーの裏地がすべりやすくて足が動くように感じます。サイズ感が大きめだったかかとは特に影響を受けました。
安定感抜群のサポート・グリップ
シューレースの位置を広くとったことで、中足部の安定感がかなり高いです。
ソールもしっかりとしてるので、足のブレに強いと感じました。ヒールにあるTPUパーツに関しては、かかとがぶかぶかだったので恩恵を感じられなかってですね。
またグリップ力ですが、マットの上では十分粘り強さを発揮しました。
あと、爪先のグリップが大きいのは個人的にかなり良いポイントだと感じました。
※通常のシューズよりも爪先部分のラバーが大きい
素材も硬いラバーなので爪先立ちになる時にかなり安定しますし、長時間練習しても指先が痛くなりにくかったです。
全体的な印象として、サポートやソールの安定性に対する性能がすごい高いと感じました。マットの上で練習する際に欲しい性能がきちんと備わっています。
水には弱そう
具体的な年数の表記はないものの、靴箱には「WATERPROOF」の表記がありました。
レザー部分には防水性があるものの、メッシュ部分の防水性は高くないと考えられます(公式がメッシュ部分の防水性に何も言及していないため)
それよりも一番重要なのは、防水性の有無ではなく、アッパーの素材が水で色落ちしてしまうというポイントです。
※購入時に付属していたタグ。おそらくスウェード部分のことだと思います。
また、メッシュ部分が多いアッパーなので掃除が手間です。シューズを綺麗に使いたい人は、あまりラウンドで履けないと思います。
さいごに:オフシーンで大活躍間違いなし
今回は、アディクロスラインの新作「アディクロスZX」をレビューしました。
ラウンドでガシガシ使うには厳しいかなと感じたものの。
デザイン性も込みで、練習などのオフシーンで使うには文句なしのシューズだと思います。
当ブログ「アレオゴルフ」では、ナイキを中心としたゴルフシューズのレビューやPGAツアーのシューズ・ウェア情報を紹介しています。こちらの記事もおススメですよ!
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