出典:adidas楽天市場
こんにちは、アレオゴルフです。
先日、アディダスのスパイクレスシューズ「コードカオス」を購入しました。
今年一番の大流行を見せたゴルフシューズと言っても過言ではないコードカオス。実際にラウンドでも使用しましたが、性能的にも大満足な1足でした!
当ブログで10足以上レビューしてきたゴルフシューズオタクの私が、コードカオスの魅力を徹底解説していきますよ!
この記事を書く私は、ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファーです。全世代のアマチュアゴルファーに向けてゴルフに関する様々なコンテンツを発信しています。
廃プラを使用した「コードカオス プライムブルー」
私が購入したのは5月ごろに発売された限定モデル、「コードカオス プライムブルー」です。
このシューズは、廃プラ素材を利用した「プライムブルーコレクション」の1つとして展開されました。
通常のコードカオスとは異なり、アッパーにニット素材「プライムブルー」を使用しているのが特徴です。
「プライムブルーコレクション」とは
近年スポーツ界全体のトレンドとなりつつあるサスティナブル。
アディダスは2019年に廃プラを用いたゴルフシューズ、「Tour360 XT Parley」をリリースしました。
出典:adidasgolf[Instagram]
今回の「プライムブルーコレクション」では、Parleyのベース材を更に進化させた「プライムブルー」を使用。
ポロ・ハーフパンツ・シューズ(コードカオス)の3アイテムが展開されており、私はシューズの他にポロシャツも購入しました。
デザインが気に入って購入したのですが、想像以上に肌触りの良い素材感で驚きました。プラ材のパリパリ感が、汗が肌にまとわりつく不快感を激減させてくれます。
現在もシューズ以外のアイテムは公式サイトやECサイトで購入できますよ。
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幻のザ・プレーヤーズ選手権でお披露目
プライムブルーコレクションは、2020年3月に開幕したザ・プレーヤーズ選手権でお披露目となりました。
コロナウイルスの感染拡大を受け、松山英樹が単独首位となった初日のみで中止になったしまった本大会。
初日のみの開催だったため、想定していたプロモーションが行えなかったのが残念です。
出典:theplayerschamp[Instagram]
コリン・モリカワやダスティン・ジョンソン(DJ)が初日にポロを着用しています。DJはコードカオスを履いていますね。
「コードカオス」はグリップが最大の特徴
コードカオスの最大の特徴の一つは、複雑な形状をした「カオスグリップ」です。
実際にシューズを履いた感想は後でご紹介しますが、まずは機能性の側面からこちらを解説していきますよ。
計算され尽くした「カオスグリップ」
シューズを見てまず最初に気になるのは、独特な形状をしたグリップではないでしょうか。
一見無造作に配置されたような凸凹ですが、シミュレーション解析によってゴルフに最適化された形状となっています。
グリップ間を結ぶラインによって相互にグリップが機能し合うので、より強力なグリップ力を発揮しますよ。
ソールの側面にもグリップが配置されており、回転によって足がずれることがありません。
側面にグリップを配置する構造は、従来のゴルフシューズにない斬新な形状です。
PGAツアーの一流プロも使用する機能性
アマチュアの方、とりわけ中・上級者が気になるのは、本気のアスリートゴルフに耐えられる機能性かどうかではないでしょうか。
コードカオスの性能を疑問視する方にむけて、世界のトッププロが集まるPGAツアーでの使用実態を調査しました。
以下の表は、2019-2020シーズン最終戦ツアーファイナルのアディダス契約プロの使用シューズを調査した結果です。
表 世界ランク30位以上のアディダス契約プロの使用シューズ
使用人数 | シューズ | 形状 | 使用選手 |
4 | Tour 360 XT | スパイク | コリン・モリカワ、ダスティン・ジョンソン、ホアキン・ニーマン、ザンダー・シャウフェレ |
3 | コードカオス | スパイクレス | ジョン・ラーム、ダニエル・バーガー、ティレル・ハットン |
30人の出場選手のうちアディダス契約プロは7人、うち3人の選手がスパイクレスのコードカオスを使用しました。
今シーズン世界ランク1位にもなったジョン・ラームはシーズンを通してコードカオスを着用。一流のトッププロからもお墨付きをもらった機能性と言えるのではないでしょうか。
コードカオス以外の調査結果が気になる方はこちらの記事をチェックしてみて下さい
実際に「コードカオス プライムブルー」を使用してみた感想
それでは実際にコードカオスプライムブルーを使用してみた感想をご紹介していきます。
4つのトピックに分けて感想を書いていきますよ。
・サイズ感→普通〜やや細め
・防水性→ニット素材なので、雨天は厳しい
・履き心地・ホールド感→柔らかい履き心地とストレスフリーのホールド感
・グリップ力→全くずれない驚異のグリップ力
「コードカオス プライムブルー」のサイズ感
コードカオスのサイズ感を以下の表にまとめてみました。
コードカオスプライムブルー(28cm、353g)、定価17,600(税込)のサイズ感
履いてみた感想 | 私のサイズ(靴下を履いた状態) | |
長さ | 余裕あり →足先まで0.5cmほどの隙間 |
27.6cm |
足囲(足幅) | 少し余裕あり | 23.4cm(足幅は10.4cm) |
甲の高さ | ちょうどよい | 23,8cm |
※ふだん履きのスニーカーは28cm。私の足のサイズは、足幅換算でDサイズ程度(平均〜やや細めのサイズ)です。
※長さ=「かかとから最も遠い位置」、足幅=「親指の付け根(骨の出っ張り)から小指の一周の長さ」、甲の高さ=「甲の骨が出っ張った位置での足1周の長さ」で測定
※サイズ感の詳細が気になる方はこちら(ナイキゴルフシューズのサイズ感を解説)
足幅や足囲のフィット感を考慮すると、2E程度(平均)のウィズでした。(※大手量販店も2Eと表記)
普段履きのスニーカーで足幅の狭さが気にならないなら、普段と同サイズのシューズで問題ないと思います。
また、アッパーがニット素材なのでピッタリめでも圧迫感を感じないのが印象的でした。
ちなみに、プライムブルーとは違う本家コードカオスも同様のサイズ感と思って頂いて問題ありません。(本家コードカオスも28cmを試着してサイズ感を確認しています)
ニット素材なので防水性は期待できない
プライムブルーのコードカオスでは、アッパーが全面的にニット素材となっています。
水滴を弾く撥水性を持っている素材ではありますが、わざわざ雨の日に履くようなシューズではないと思います。
ちなみに本家コードカオスは、バリバリの防水性を持っていますよ。
アッパーのほとんどの部分にポリウレタンをコーティングしているので、雨の日でもガシガシ履けます。
ストレスフリーの履き心地とホールド感
このシューズの特徴の一つはやはり軽さです。ラウンド終了後の足の疲れが全くありません。
アディダス製品に広く用いられるBOOSTソールで柔らかい履き心地を実現しつつ、カオスグリップによってソールの厚みを薄く仕上げています。
※白のBOOSTミッドソールの下に薄くグリップが配置されています。
そのため履き心地の良さと足裏の感覚の鋭さが両立された、他にないシューズとなっていますよ。
サイズ感でもご紹介しましたが、アッパー全体が柔らかいニット素材のため全く圧迫感を感じないホールド感をしていますよ。
病みつきになるストレスフリーの履き心地で、アディダスの本気が感じられました。
全くずれない最強のグリップ力
まず履いた瞬間に感じるのは強力なグリップ感です。
地面に吸い付くような感覚があり、実際にスイングをした時にも全くブレを感じることがありません。ラフや斜面の上からスイングをしても安定感抜群でした。
スイングした後のフィニッシュも全くぶれません。
ソール部分に薄いプレートがあり、シューズがねじれにくく形状が維持しやすくなっています。
※土踏まずのグレー部分がプレートです。薄いプラスチックのような素材。
アッパーの素材やソールの薄さから強度が足りないと思う方もいますが、そんな心配は全くありません。
まとめ:おススメしないワケにはいかないシューズ
今回は、コードカオスの限定モデル「コードカオス プライムブルー」をレビューしました。
今年一番の大流行シューズと言われるコードカオスですが、実際に使って大満足のシューズでした。
「比較的高コストになりやすいスパイクレスシューズ・ツアー選手も使用するほどの機能性」この2つを兼ね備えているのに、15,400円~の価格は非常にコスパが良いシューズと言えます。
初心者〜上級者まで、幅広くおすすめしたいシューズです!
「プライムブルー」コレクションのコードカオスは完売となりましたが、現在も新カラーや新コレクションが定期的に発売されています。ぜひ購入してみてください!
当ブログ「アレオゴルフ」では、ナイキゴルフの解説やシューズレビュー記事をガンガン更新しています。
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コメント
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[…] サイズを迷う方は、ハーフサイズ大きめを選んでおけば基本的に間違いないかと思いますよ。(サイズ感が不安な方はコードカオスのサイズを基準にすると良いかもしれません。コードカオスで圧迫感を感じるならハーフアップ、感じないならジャストサイズといった具合。) […]
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