出典:ナイキ
こんにちは、アレオゴルフです。
今回は、ナイキ「エア ズーム インフィニティ ツアー シールド 」をレビューしていきます。
2020年のナイキナンバーワンヒットというべき、エアズームインフィニティツアーから新しいモデルがリリースされました。本家インフィニティツアーを愛用する私は、その斬新なデザインやコンセプトに引かれて即購入しました笑
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本記事では、インフィニティツアーシールドの解説や実際に履いてみた感想(サイズ感・履き心地)を紹介。
ナイキのゴルフシューズを10足以上持つ私が、このシューズの魅力を余すとこなくお伝えしますよ!
この記事を書く私は、ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファーです。全世代のアマチュアゴルファーに向けてゴルフに関する様々なコンテンツを発信しています。
Air Zoom Infinity Tour Shieldの魅力を徹底解説
「インフィニティツアーシールド 」は、本家インフィニティツアーの全天候対応型モデルとしてリリース。
本家インフィニティツアーは、ブルックス・ケプカがプロデュースしたことで注目を集めた、2020年の最も人気が高いゴルフシューズの筆頭です。
まずは「インフィニティツアーシールド」の特徴を、3つのポイントで解説します。
・バンジークロージャーシステム
・防水アッパー
・ハイカット仕様に変更
インフィニティツアーの詳細な解説やレビューが気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
バンジークロージャーシステム
クロージャーとは、靴を足にフィットさせるための仕組みのこと。ゴルフシューズでおなじみのBOAは、正確にはBOAクロージャーシステムと呼ばれています。
「インフィニティツアーシールド」ではバンジークロージャーという、紐を使って靴をしめるシステムを採用。
アウトドアシューズにはよくあるもので、全天候対応型モデルと称していることと何かしら関係があるのかもしれません。通常の靴紐と同じ要領で紐を締め上げ、上部のストラップで紐を固定します。
※余った紐は先端のストラップを紐にひっかけて固定します
アナログ感満載のシステムで不安に思うかもしれませんが、しっかりとフィット感がでます。(後のシューズを使ってみた感想で紹介)
防水アッパー
悪天候に対応できるゴルフシューズとして、アッパーには強力な防水加工が。
シューズ全体に薄いラバー加工が施されており、水に強いだけでなく汚れを簡単に落とすことができます。
一番下のシューレースが透けていることからも分かるように、シューズの上から更にラバー加工のアッパーを被せています。通常防水素材が使われないかかとや、足首の前面も撥水加がありますよ。
足首の両サイドは止水ジップで着脱できるので、靴紐の出入り口の穴を除けば、ほぼ完璧な防水耐性をしていると言えるでしょう。
ハイカット仕様に変更
本家ではローカットタイプだったシューズを、ハイカット仕様にしているのも大きなポイント。
ジョーダンシリーズを除けば、ハイカットタイプのゴルフシューズはナイキの中では非常に珍しいタイプです。(アディダスだとコードカオスがハイカットタイプを標準モデルとしてたりと、珍しくはないんですけどね)
ハイカットシューズで気になるポイントは、「足首にきちんとなじむか・足を痛めないか」の2点です。
この点に対して「インフィニティツアーシールド」では、止水ジップの両サイドに柔らかいクッション素材をつけることで問題を克服しました。
※指の先の黒い部分は全てクッション素材
かかとにもクッション素材が挿入されています。こちらのクッションは、本家インフィニティツアーにもあるもので、快適さを向上させる機能として大きな役割を担っています。
※シールドの写真では伝わりづらかったので、本家インフィニティツアーのかかとの画像を用いています
ナイキ エア ズーム インフィニティ ツアー シールドを実際に履いてみた感想
ここからは、実際にシューズを履いてみた感想を紹介します。
エアズームインフィニティツアーシールドのサイズ感
エアズームインフィニティツアーのサイズ感を以下の表にまとめてみました。
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履いてみた感想
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私のサイズ(靴下を履いた状態)
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長さ
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余裕あり
→5mm程度
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27.6cm
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足囲(足幅)
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余裕あり
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23.4cm(足幅は10.4cm)
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甲の高さ
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余裕あり |
23,8cm
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※長さ=「かかとから最も遠い位置」、足幅=「親指の付け根(骨の出っ張り)から小指の一周の長さ」、甲の高さ=「甲の骨が出っ張った位置での足1周の長さ」で測定
※サイズ感の詳細が気になる方はこちら(ナイキゴルフシューズのサイズ感を解説)
足幅はナイキのなかでは広めの部類で、2E~3E(平均〜やや太め)程度だと思われます。本家は狭めの部類に入るジューズでしたので、そこが改善されたのは非常にうれしいポイントです。
縦のサイズに関しても、足首を気にしないならハーフサイズダウンでも問題ないかと思うほどでした。(足首まわりのフィット感を考慮して通常サイズを購入)
普段履きのスニーカーと同じサイズでシューズを選んで問題ないと思います。
足首周りに関しては、私の足首が太めということもあって(アキレス腱が全く出てないくらい笑)ちょうどのサイズ感でした。
抜群すぎる防水仕様
先ほども紹介した通り、防水性に関しては文句の付け所がない性能です。
ハイカット仕様も大きなポイントで、水たまりをうっかり踏んだ時にも水が足首から入ってきません。
靴自体の防水性能が高くても、ハイカットかどうかによって水の進入具合が大きく変わることを実感しました。
安心安全のグリップ力
水に濡れても滑らないグリップ力は非常に重要ですが、インフィニティツアーシールドはその点に関して全く心配ありません。
インフィニティシリーズの特徴の一つに、ピストンスパイクと呼ばれる特殊なソール形状があります。
出典:ナイキ
抜群のグリップ力だけでなく、地面を踏んでいる感覚がはっきりと分かる優れもののスパイクです。
インフィニティツアーだけでなく、「リアクトインフィニティプロ」も同様のスパイクをしています。グリップ力にこだわりたい人にはオススメです。
万人受けする履き心地ではなさそう
靴のフィット感に関してはかなり良好。
バンジークロージャーは、靴紐と同様に靴全体を締めてくれる優れもののシステムです。
BOAは足先にかけてワイヤーの締まり具合が行き届かないのに対し、バンジークロージャーは靴全体の締め加減を調節することが出来ます。
問題はシューズの履き心地で、歩いてる時には違和感がないのですが、スイング時にシューズの履き口が足首に若干引っかかる感覚があります。
※吐き口の黒い縁(赤丸部分)が若干硬いため、引っかかる感覚があります
ラウンドで使用しても痛みを感じるわけではありませんが、気になってしまう人がいるのも確かだと思います。
エアマックス 270 G シールドもリリース
出典:ナイキアプリ
インフィニティツアーだけでなく、エアマックス270Gでも全天候対応型モデルがリリースされました。
エアマックス270Gは、2020年に発売されたスパイクレスシューズ。今シーズン渋野日向子選手が使用したことで注目を集め、インフィニティツアーと並んで今シーズンの顔となるシューズでした。
渋野日向子の使用シューズが気になる方はこちらの記事をチェックしてみてください。
本家のサイズ感をそのままに
ハイカット仕様だったインフィニティツアーシールドに対して、こちらは本家と同じローカットタイプを採用しています。
270Gはもともとアッパーとシュータンが一体になった構造をしていたので、シューズの履き心地が本家とさほど変わらないと思われます。
エアマックス270Gの詳細な解説やレビューが気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
日本での発売情報
270Gシールドは2020年10月にナイキ公式からリリースされ、現在も小規模ながらECサイトを通じて購入が可能なシューズです。
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一方インフィニティツアーシールドは、執筆時点(11/29)では一部の小売店のみしか発売されず、日本では入手困難な1足。
日本未発売のシューズやレアなシューズを手に入れてみたい方はこちらの記事が参考になりますよ。
まとめ:この1足で冬ゴルフに立ち向かう
今回はナイキ「エア ズーム インフィニティ ツアー シールド」のレビューを行いました。
ナイキとしては珍しい試みとなる、悪天候に特化したコンセプトシューズ。
来年以降のシューズにも新たなシールドモデルが誕生するかどうか非常に気になりますね。
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