こんにちは、アレオゴルフです。
今回は、ゴルフシューズの選び方について解説していきたいと思います。

・ゴルフシューズを買う時に気をつけるべきポイントは?
・自分にあった価格やスペックがわからない
・初心者が買うべきゴルフシューズを教えて
・ネットで買う時も自分にあったゴルフシューズがわかるようになりたい
こんなお悩みにお答えしていきたいと思います。
ゴルフをする際に欠かせない道具の一つがゴルフシューズ。
ですが、価格・機能・ブランド・デザインなど色々種類がありすぎて「結局何でゴルフシューズを選べばいいかよく分からん」って方も多いのではないでしょうか?
本記事では、これまで20足以上のシューズをレビューしてきた経験をもとに、「ゴルフシューズの正しい選び方」について徹底解説していきます。
これを読めば、自分にあったゴルフシューズを選ぶことができるようになりますよ!

この記事を書く私は
ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファー
全世代のアマチュアゴルファーに向けてゴルフに関する様々なコンテンツを発信しています
ゴルフシューズの選び方には6つのポイントがある
ゴルフシューズを選ぶ際に重要なポイントは全部で6つ。
①価格帯を決める⇨価格帯ごとの大まかなスペックを理解して、予算を決める
②スパイクorスパイクレスを決める⇨互いののメリット・デメリットを知る
③シューズに求める機能・特徴をイメージする⇨ゴルフシューズに求められるスペックを把握。自分が求めるスペックの優先度を決める。
④シューズブランドを知る⇨ブランドごとの大まかな特徴を理解する
⑤サイズ感を確かめる⇨店頭でシューズを試着、ネット購入の際はサイズ感を事前に把握する
⑥靴紐orBOAを決める⇨紐紐・BOAタイプのメリット・デメリットを知る
シューズを検討する段階から実際に購入していく流れで、必要な項目をリストアップしてみました。
詳細については、この後解説していきます。
①価格帯を決める
ゴルフ初心者の方は、そもそもどれ位の価格でシューズを選ぶべきか分からないですよね。
まずは、シューズの価格帯によってスペックがどのように変わっていくのか理解しましょう。
・10,000円未満
安さ重視のシューズでスパイクレスが多い。機能性に物足りなさを感じる価格帯。
・10,000~15,000前後
1万前半は、デザイン・機能ともに最低限なものが多い。15,000前後からは、プロが使用するモデルが増えてくる。
・15,000前後~20,000
機能性が充実してくる価格帯。1万後半になると、ツアーモデルに近い機能性になる。
・20,000~
ハイエンドモデルの価格帯。人気スニーカーをもとにしたリメイクモデルなども。
※あくまで大まかな価格帯のイメージ
スパイクタイプは基本的に価格に比例してスペックが向上。
ただし、15,000前後の価格帯以降はメーカーによって個性が出てきます。(搭載される機能にメーカーの取捨選択が発生するから)
一方でスパイクレスは、必ずしも価格が機能性に比例していません。例をあげると、ナイキのエアマックスゴルフです。
※2020年発売のエアマックス97G(19,800円)、2021年発売のエアマックス90G(15,400円)の順
およそ5,000円近くの差額がありますが、シューズとしての性能はほぼ同等。
元のスニーカーと同じ価格設定で発売されるため、価格が機能性に比例しない場合があるんです。
価格帯ごとのオススメ
オススメが分からない方に向けて、簡単なイメージを紹介します。
・13,000円未満で買うなら
安さ重視の場合、スパイクタイプがオススメ
・14,000円以降で買うなら
スパイク・スパイクレスともに十分な機能性を持ったシューズが多い
自身の好みや②番以降の手順にしたがってシューズを選ぶ
安いシューズの大半はスパイクレスですが、グリップ力などの機能性に不安があります。
どうしても価格を抑えたいという方は、型落ちでセールとなったスパイクタイプのシューズを買うのがベター。
13,000~14,000円位になると、スパイクレスも含めてラウンドで十分使える機能性を持ったシューズがグッと増えます。
そのため、それ以降の価格帯はご自身の好みで選ぶラインになってきます。
②スパイクorスパイクレスを決める
ゴルフシューズを決める重要なポイントの一つが、スパイクの有無です。それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
・メリット
斜面などでスイングをしても滑らない、価格が安いシューズでもグリップ力が担保される
・デメリット
スパイクが欠けて交換する必要があるのでコスパが悪い
スパイクレス
・メリット
スパイクタイプよりもシューズの寿命が長い、スニーカーとしても使い回せるデザインのものもある
・デメリット
ある程度の価格(機能)がないと滑りやすい
総合的に考えた場合、初心者であるほどスパイクレスタイプの方がオススメ。
機能性よりも、寿命や使い回しが効くといったコスパのメリットの方が大きいからです。
③シューズに求める機能・特徴をイメージする
ゴルフシューズに必要な機能性をリストアップ。中でも特に重視した方がいいものをご紹介します。
・グリップ力⇨スイング中や斜面を歩く際に滑ることを防ぐ
・防水性⇨雨天や朝露で足が濡れないようにする
・サポート(安定感)⇨スイング中のシューズのねじれがないことで、足のズレが抑えられる
・クッション(履き心地)⇨長時間歩くラウンドでの疲労を低減
自分の目だけでこれらの項目を見定めるのはなかなか難しいもの。
ですが当ブログでレビューしたシューズは、これらの項目について可能な限り細かく記載しています。(ここまで詳しく描いてる媒体は日本にほぼありません)
ぜひレビュー記事をチェックしてみてください。(当ブログで1番人気のシューズレビュー記事↓)
最優先はグリップと防水性
必要な機能4項目のうち、特に重視した方がいいのはグリップ力と防水性。
なかでも軽視されがちなのが防水性で、雨の日以外でも朝露によってシューズがビショ濡れになったりします。
初めて購入するシューズは、メッシュ素材よりもきちんとコーティングがあるものを選びましょう。
出典:ナイキ
※メッシュタイプのシューズは、水が侵入し放題です
グリップに関しては、スパイクタイプか、ある程度のクオリティを持ったスパイクレスタイプを履く必要があります。これは価格帯でも説明したポイントですね。
サポートやクッション性は後回し
防水性よりもサポート・クッションが後回しになる理由は、その人の好みによって求められる性能が変わるから。
安価なシューズであれば、安定性とグリップ力はトレードオフの関係になりやすいです。
自身の好みが分からない段階で、この性能の特徴差を見極めるのは非常に難しいもの。
ある程度ラウンドをこなし、シューズに欲しい機能がはっきりとする2足目以降に検討した方がいいでしょう。
④シューズブランドを知る
数あるブランドの中から、とりあえず知っておくべきものをご紹介。
アメリカPGAツアーで、プロの使用割合が高いものから紹介していきます。
使用割合
フットジョイ>ナイキ=アディダス>プーマ>キャロウェイ
ブランドの特徴
・フットジョイ⇨シューズを中心としたゴルフ用品の老舗メーカー。機能性が高い分、お高めのシューズが多い。
・アディダス⇨ダスティン・ジョンソンなどのトップランカーが愛用。デザインはシンプルで、日本人に優しい幅広設計。
・ナイキ⇨マキロイやタイガーなどのスター選手が着用。硬派なツアーモデルから遊び心のあるスパイクレスモデルまであり、ラインナップが豊富。
・プーマ⇨ここ1,2年でアマチュアの使用数が急激に上昇。メジャー大会限定モデルの発売など、デザイン面でかなり力を入れている。
・キャロウェイ⇨ゴルフクラブからアパレルまで販売する大手メーカー。石川遼選手を筆頭に、日本のプロの使用率が高い。
当ブログでは、ナイキ・プーマ・アディダスを中心としたスポーツ系のブランドを紹介しています。
プロが使用するゴルフシューズの詳細が気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
⑤サイズ感を確かめる
適切なサイズ感のシューズを選ぶことは非常に大切です。店頭で確かめる場合とネットで購入する際の注意点を紹介します。
店頭で確かめる際のポイント
店頭で試着をする際に気をつけるべきポイントをご紹介します。
・迷ったら大きめ
・足がむくむ夕方以降に試着
・ラウンドする時の靴下を履いて試着
ことゴルフシューズはゆとりを持って履くことが重要で、迷った時は大きめのサイズにしましょう。
サイズが大きい時は、厚手の靴下でサイズ感を調節出来るからです。
また、ラウンド時の足の状況を再現して試着することも大切。そのため、試着する時間や靴下といった条件を可能な限り合わせることが重要です。
ネット購入する時のサイズ感のポイント
ネットで購入する際にもサイズ感を外さずに購入することが可能です。
私はほぼ全てのシューズをネットで購入していますが、サイズ感を間違えることはほぼありません。
・シューズの横幅(ワイズ)の規格を知る
・自分のサイズ感を測定する
・ECサイト等でシューズのサイズ規格を調べる
ゴルフシューズの多くは、JIS規格に基づいてサイズ感(横幅)が表示されています。
そのため、自分と靴のサイズ感を知れば、ネット購入でも間違えることはありません。
サイズ感の詳細が気になる方はこちらの記事をチェックしてみてください。
⑥靴紐orBOAを決める
出典:アディダス
※ダイヤルでワイヤーを締めるBOAタイプのコードカオス
ゴルフシューズの多くは、靴紐かBOAの2種類のモデルで販売されています。
メリット
・足の着脱が楽になる
デメリット
・爪先側の方がしまらない
・シューズの価格が2,000円ほど高くなる
・デザイン的にいまいち
ダイヤルでシューズを締めることで、靴の着脱が楽になるのがメリット。
ですがデメリットとして、足の履き口からワイヤーが締まるので前足部を強く固定出来ないことが挙げられます。
致命的なデメリットというわけでもないので、ご自身の価値基準によって判断するのが吉。ちなみに私は、デザイン的にダイヤルが好きじゃないので、BOAタイプは滅多に購入しません。
さいごに:あなたにとってベストな1足を
今回は、ゴルフシューズを選ぶ時に気をつけるべきポイント6つをご紹介しました。購入の際の参考になれば幸いです。
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