出典:ecco golf
今回は、ECCOから発売されたスパイクレスシューズ「ECCO M GOLF BIOM H4」を実際に使用してみた上でのレビューを行います。
結論を先に言っておきますが、使ってて大満足の最高峰シューズです。

この記事を書く私は
ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファー
過去20足以上のレビューをしてきたゴルフシューズオタク
ECCO BIOM H4の魅力・特徴
ECCOは、スポーツ界隈では珍しい北欧デンマークのシューズブランド。
自社で一括管理した高品質なレザーを使用しながら、高い機能性を持った靴で独特な立ち位置を確立しています。
BIOMとは人の足を解剖学的に分析して生み出された設計のことで、軽量性やクッション性一辺倒のシューズではなく、体の自然な動作を損なわない様々なアプローチがされています。
このシューズに搭載された代表的な機能をいくつか紹介します。
ゴアテックス
高品質なレザーシューズということもあり、特に防水性に不安を感じる方も多いはず。
ですがこのシューズはGORE-TEXテクノロジーを搭載しており、防水性だけでなく透湿性も非常に高くなっています。
今回レビューするBIOM H4も十分に高い機能性ですが、さらに通気性を強化したBIOM C4というモデルもあります。
アッパーだけでなく足裏にもGORE-TEXを貼り、ミッドソールに通気孔を配置した全方位通気性抜群のシューズです。
エクステンザ
レザーシューズの弱点になりやすいサポート力にも、エクステンザというテクノロジーが搭載されています。
アッパー内側に、硬いパーツを内臓することで中足部のサポート力を底上げ。レザー素材にこだわっただけでなく、機能性にも一才の妥協がないシューズです。
出典:ecco golf
アウトソール
独特な凹凸をしている特徴的なアウトソールですが、「モーショングリップアウトソール」という機構を採用しています。
実際にさわれば分かるのですが、前部の方が柔らかくなっており、硬すぎず歩きやすさを邪魔しないソール設計です。
ハードなグリップ力と快適性が両立されています。
BIOM H4の使用プロ
このシューズを使用する代表的な男子プロは、ブランドのアンバサダーでもあるヘンリック・ステンソンです。
出典:mygolfway
画像は欧州で発売されている彼とのコラボモデル”iceman”
女子でいうと、国内では小祝さくら・海外ではリディア・コなどトップ選手が愛用しています。
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実際に履いてみた感想
ここからはシューズを実際に履いてみた感想をご紹介します。
ECCO M GOLF BIOM H4のサイズ感
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履いてみた感想
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私のサイズ(靴下を履いた状態)
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長さ
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余裕あり
→足先まで1cmの隙間
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27.6cm
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足囲
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余裕あり
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23.4cm(足幅は10.4cm)
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甲の高さ
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余裕あり
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23,8cm
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※ふだん履きのスニーカーは28cm。私の足のサイズは、足幅換算でDサイズ程度(平均〜やや細めのサイズ)。
※長さ=「かかとから最も遠い位置」、足幅=「親指の付け根(骨の出っ張り)から小指の一周の長さ」、甲の高さ=「甲の骨が出っ張った位置での足1周の長さ」で測定
※サイズ感の詳細が気になる方はこちら(ナイキゴルフシューズのサイズ感を解説)
私が購入したのは横幅のワイズは、3E〜4E(かなり大きい)と過去レビューしてきたシューズの中でもトップクラスにゆとりのあるシューズです。(私は頂きもののシューズだったこともあり、ジャストサイズを入手できませんでした。そのため厚手の靴下を履いて調整しています。)
踵に対して爪先側の方がゆとりがありますが、サイズ感が大きいこと以外は特に特徴的な形状はしていません。
またECCOは、CM表記のサイズ記載がないのが特徴で、公式のサイズチャートを参照しながらサイズを選定することになります。
出典:ecco golf
購入サイズですが、基本的に普段履きのサイズよりもハーフサイズ落として購入することを推奨します。(これをジャストサイズで履ける方は、比較的ゆとりのあるアディダスやプーマのスパイクシューズも幅狭と感じるような方だけ)
衝撃の歩きやすさ
このシューズを履いて一番衝撃を受けたのが、自然と足が前に出るほどの歩きやすさです。
500g代と最重量級の重さをしていますが、靴の重心が低く自然と踵から足が落ちていき、その後スムーズに爪先まで接地していく足運びになります。
出典:ecco
すごく普通のことを言っているように思われるかもですが、他のシューズと履き比べると差が歴然です。「普段履いているゴルフシューズはこんなにも歩きづらいのか・・・」と軽くショックを受けます(笑)
eccoを履くと他の靴には戻れないとよく聞きますが、その言葉に納得がいく機能性です。
膝を怪我しているなど、シューズの軽さに特別なこだわりがない方以外は絶対にオススメです。
サポート
アッパーのサポートパーツは控えめですが、中足部に前述したエクステンザが搭載されています。
どちらかといえば、柔らかいレザーの快適性を損ねないことを重視している感じで、必要最低限の箇所でカバーしています。
圧迫感を感じず快適で、それでいて頼りなさもない絶妙なバランスです。
アウトソールがハードに作られているため、スイングした時に足がよれる感覚はありませんでした。
高水準なグリップ力
凹凸の大きいソール形状で、スパイクレスタイプの中では比較的グリップ力が高いシューズといえます。
ヒールやサイドのグリップが広いことで、凹凸が大きいシューズにありがちな接地時の違和感(グリップの箇所だけが地面に触れている感覚)も少ないです。
これは前述の歩きやすさにも貢献していると思われます。
防水性
ゴアテックスの搭載によって、ゴルフシューズに不足しがちな防水性・透湿性がかなり高いシューズといえます。
ただ当たり前のことですが、レザーシューズなので一定の手入れは必要。
また履き口やタンはレザーではなく繊維素材なので汚れやすい部分。機能性は高いですが、何も気にせずにガシガシ履けるわけではないことは注意です。
さいごに:シューズに妥協したくない人にオススメしたい
今回は「ECCO M GOLF BIOM H4」をレビューしました。
値段の高さに見合うきめ細やかな快適性をもったシューズだで、スパイクレスタイプの最高峰といえるシューズだと思います。
シューズ選びに妥協したくない方はぜひ購入を検討してみてください。
当ブログ「アレオゴルフ」では、ナイキを中心としたゴルフシューズのレビューやPGAツアーのシューズ・ウェア情報を紹介しています。こちらの記事もおススメですよ!
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