こんにちは、アレオゴルフです。
今回は、ゴルフ界のトレンドとなりつつあるスパイクレスシューズに関するお話です。
・スパイクレスシューズって色々あるけど結局何がオススメなの?
・シューズメーカーそれぞれの特徴や機能を知りたい
こんなお悩みにお答えしたいと思います。
本記事では、ゴルフアパレル主要3社(ナイキ・アディダス・プーマ)の同じ価格帯のスパイクレスシューズを徹底比較してみました。
※左から、エアマックス1G(ナイキ)・RS-G(プーマ)・コードカオス(アディダス)
私が実際にシューズを使用した経験をもとに、それぞれの特徴や違いを細かく分析した結果をご紹介します。
この記事を読めば、スパイクレスシューズを検討する方がベストなシューズを選べるようになりますよ。
この記事を書く私は、ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファーです。全世代のアマチュアゴルファーに向けてゴルフに関する様々なコンテンツを発信しています。
3つのスパイクレスシューズを解説
今回の記事では、主要ゴルフシューズメーカー3社(ナイキ・アディダス・プーマ)のスパイクレスシューズを比較しています。
ポイントは、15,000円前後の同じ価格帯でみているということ。
スパイクレスである程度の機能性を担保する場合、これ位の価格帯がマストな条件ではないかと判断しました。
(実際各メーカーのスパイクレスを見てみると、1万円を切るリーズナブルなシューズを除けば15,000円前後が最安ラインになっています。)
まずはそれぞれのシューズを解説していきます。
ナイキ:エアマックス1G
出典:ナイキ エア マックス 1 G[NIKE公式]
エアマックス1Gは、シリーズ初代の”エアマックス1”をゴルフ仕様にレクリエイトしたもの。
2019年から発売されるこのシューズは、メッシュ加工されたアッパーが特徴的な2世代目のシューズが現在発売されています。(1代目は非メッシュ加工)
世界中で愛されるエアマックス1のデザインを忠実に再現したことで、カジュアルなゴルフウェアとは抜群の相性の良さを発揮します。
PGAツアーでは、ジェイソン・デイ選手が年間を通して使用した実績のあるシューズですね。
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シューズの詳しい解説・レビューが気になる方はこちらの記事をチェックしてみてください。
アディダス:コードカオス
出典:adidas楽天市場
アディダスのコードカオスは、2020年のゴルフ界で最もヒットしたシューズと言えるでしょう。
アディダス契約のトッププロ達(ジョン・ラーム、畑岡奈紗、イ・ボミ)が使用するシューズで、とても柔らかな履き心地をしています。
ソール部分の複雑な形状をしたカオスグリップが最大の特徴で、かなりのグリップ力を発揮しますよ。
こちらは、アスリート風な着こなしと相性が良さそうなデザインですね。
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シューズの詳しい解説・レビューが気になる方はこちらの記事をチェックしてみてください。
プーマ:RS-G
出典:プーマ公式
プーマのRS-Gは、1980年代のランニングシューズ”RSシリーズ”をゴルフ用にリメイクしたもの。
”ON/OFFでも着用できるモデル”というキャッチフレーズにもあるように、いい意味でゴルフシューズらしくないダッドスニーカー風なデザインが特徴です。
デザイン性の高さを売りにしたこのシューズは、ゴルフ界に新たな風をもたらす1足となりそう。
機能性においても、プーマならではの思想があちこちに盛り込まれた、とても魅力的なシューズです。
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シューズの詳しい解説・レビューが気になる方はこちらの記事をチェックしてみてください。
3社のシューズを様々な角度から比較してみた
今回の記事では、シューズそれぞれの良さを分かりやすくお伝えするべく、様々なポイントからシューズを比較してみました。
人によってシューズに求めるポイントは異なるはずですので、ご自身のシューズ選びの参考にしてみてください。
それでは、シューズに求める条件として大切な「軽さ・履き心地・グリップ・ホールド感・防水性・デザイン性(ウェアとの相性)」の6つのポイントでシューズを比較してみました。
3つのスパイクレスシューズの比較
重量 |
履き心地 |
グリップ力 |
ホールド感 |
防水性 |
ウェアとの相性 |
|
エアマックス1G |
395 |
ソール厚め/普通 |
○ |
○ |
△ |
◎ |
コードカオス |
353 |
ソール薄め/柔らかい |
◎ |
○ |
○ |
△ |
RS-G |
427 |
ソール厚め/硬め |
○ |
◎ |
○ |
○ |
※サイズはいずれも28.0cm
※私が所持するコードカオスはアッパーがニット素材の限定モデルのため軽め。通常のコードカオス(紐)は375g前後です。
一番軽いのはコードカオス
比較したシューズのなかで最も軽いのはコードカオス。
ローカットの紐タイプだと、2位のエアマックス1Gと比較して20gほど軽い結果となりました。
私のサイズの場合、400gを切ると軽いシューズなのですが、コードカオスは370g台とかなりの高水準。
ラウンド終わりの足の疲労を最小限にしたいという方にはコードカオスがオススメです。
・RS-Gでもあくまで標準的な重さ
履き心地は普段履きのスニーカーと同じフィーリングが良い
一般的に「履き心地が柔らかい=疲れにくい」と思われていますが、実は適度な硬さがないとかえって疲れてしまうとも言われています。
私自身いろんなシューズをレビューしていますが、履き心地に優劣をつけるのは非常に難しいんです。
そこでオススメなのが、普段好んで履いているスニーカーと同じフィーリングで選ぶこと。
例えばナイキのスニーカーはソールが厚く・柔らかなものが多いですし、コンバースはソールが薄いのが特徴ですよね。似た特徴をもったシューズを選んでおけば、ラウンドでいざ使用した時に「なんか違うなあ、、」と思う事態を避けることができます。
・普段履きのスニーカーと同じ感覚のソールを選べば間違いなし
スイング中に滑りにくいのはコードカオス
グリップ力が最も高かったのはコードカオス。
グリップ力をアピールしているだけのことはあるなと納得できるクオリティでした。
出典:アディダス公式
※複雑な形状をしたカオスグリップが強力な摩擦力を生み出します
グリップ力を重視するなら間違いなくコードカオスです。
フィニッシュでぶれないのはRS-G
意外と見落としがちなのが、スイングしたあとにふらつきやすいかというポイントです。
フィニッシュの取りにくさは、意外とメンタル的なストレスを作る要因になったりも。
靴自体の強度やホールド感が高いと、爪先立ちになるフィニッシュで体がふらつきにくくなります。
RS-Gはソールが厚め・硬いことに加えて、アッパーの強度も高く作られているので、足がふらつく心配が全くありません。
・ふらつきにくいシューズはRS-Gがダントツ!
エアマックス1G以外は防水性に問題なし
エアマックス1Gはアッパーのほとんどにメッシュ加工が施されているため、防水性が低くなっています。
ですがこれも一長一短で、通気性に関しては抜群に良いシューズと言えるので、晴れた夏ゴルフにはこれ以上ない最適なシューズとなるんです。
練習用や晴れゴルフで最大限のポテンシャルを発揮します。
・エアマックス1Gは防水性と引き換えに通気性を向上
どんなウェアにも合わせやすいエアマックス1G
最後に、”着るウェアを選ばないデザイン性”という観点でシューズを評価しました。
エアマックス1Gのポイントは、カジュアルなウェアやアスリート風の着こなしにも対応できることです。(コードカオスはカジュアルウェアとは相性が悪く、RS-Gはウェア選びに多少のセンスが要求されます)
気に入ったウェアとシューズの相性が悪い、、なんて事態を避けたい方にはエアマックス1Gがオススメです。
・カジュアルなウェアとの相性の良さは1Gがナンバーワン
まとめ:自分の好みにあったシューズを選ぼう
今回は、ゴルフアパレル主要3社のスパイクレスシューズを様々な観点で比較してみました。
今回の比較を通して、シューズにそれぞれの良さ・特徴を改めて理解できたのではないでしょうか。
ぜひ自分の好みにあったシューズを選んでみてください。
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