こんにちは、アレオです。
今回はアプローチの、とりわけロブショットに関するお話です。
アプローチを練習していると、ついついふわっとボールを上げたくなる方もいらっしゃるかと思います。100切りを目指していた頃のアレオも、なぜかふわっと上げるアプローチがかっこいいと思い込んでいました。
その結果、ほとんどアプローチの練習もせずロブショットばかり打つ意味のない期間を過ごすことになります。
その時の反省を踏まえて、ロブショットなどのボールを上げるアプローチがあまり意味のないことであることを具体的に解説してみたいと思います。
本記事の内容
・上げるアプローチはスコアアップに役立たない
・ロブショットはマネジメントを意識していない
・上げるアプローチはスコアアップに役立たない
・ロブショットはマネジメントを意識していない
本記事を書いてる私は、ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファーです。
これまでの経験をもとに、全世代のアマチュアゴルファーに向けてスコアアップに役立つ情報を発信していきます。
これまでの経験をもとに、全世代のアマチュアゴルファーに向けてスコアアップに役立つ情報を発信していきます。
上げるアプローチはスコアアップに役立たない
ロブショットがスコアの向上につながることはほとんどありません。
理由は主に2つあります。
ロブショットがスコアアップに役立たないワケ
・そもそもゴルフコースであまり使わない
・そもそも難しい
・そもそもゴルフコースであまり使わない
・そもそも難しい
順に解説していきたいと思います。
そもそもゴルフコースであまり使わない
今になって思うと、ロブショットじゃないといけないシチュエーションってほぼありません。
いわゆる普通のアプローチ(ピッチエンドランやチップショット)ならラウンド中何回もする場面はありますが、ロブショットでないと絶対にいけない場面ってかなりレアなケースです。
自分の身長以上の高さの砲台グリーンからボールがこぼれてしまった、あるいはバンカー越えのピンがグリーンのギリギリにきってあるアプローチなんて状況は、そうそうないですよね。
そう考えると、練習する頻度は圧倒的に普通のアプローチの方が多くあるべきです。
あまり使わなくていいものに練習のウェイトを多く割いてしまっては、スコアアップにつながる効率の良い練習が出来なくなります。
私はアプローチ練習の大半をロブ系のショットに費やしてしまったことを後悔しています。
ちゃんとアプローチの練習をしていれば、もっとスコアアップのスピードは早まっていました。
上げるアプローチは難しい
ロブショットは技術的にかなり高度なテクニックです。
以下の理由について解説していきます。
ロブショットが難しいワケ
・ボールの落ち場所をコントロールできない
・練習場とラウンド本番の環境がかなり違う
・ボールの落ち場所をコントロールできない
・練習場とラウンド本番の環境がかなり違う
ボールの落ち場所をコントロールできない
ボールの落ち場所をコントロールするのはかなり難しいです。
練習場でよくロブショットをしていたアレオですが、当時はボールがふわっと上がったかどうかを気にしてばかりで、落ちた場所がバラバラであることを完全に無視していました。
ですが、ラウンド本番で使えるために最も大事なアプローチの要素は、
ボールが落ちる場所をいかにコントロールできるかです。
ボールが落ちる場所をいかにコントロールできるかです。
特にロブショットは、ボールが転がらないので落としどころがアプローチのほぼ全てです。
この重要なポイントをコントロールできないものは、スコアアップにつながりにくいですよね。
練習場とラウンド本番の環境がかなり違う
練習場とラウンドの環境が違うとは、
マットの上からと芝の上から打つのでは全く状況が異なるということです。
マットの上からと芝の上から打つのでは全く状況が異なるということです。
特にロブショットの場合は、より大きな違いとなります。
芝の上でボールが浮いている状況だからです。
ボールの下を振りすぎて空振りすることもありますし、芝に引っかかってクラブが振り抜けない場合もあります。
ところがマットの場合は、クラブを地面に打ちつけてもある程度滑ってくれます。
空振りや振り抜けないリスクが全くないんです。
練習場よりさらに難しくなることを、ラウンドでいきなりできるワケがありません。
ロブショットはマネジメントを意識していない
ロブショットのせいとは一概に言えないところですが、ロブショットを使えばいいという思考放棄によって自分のプレーに色々な弊害が生まれていたように思います。
その一つが、マネジメントを意識しない姿勢が助長されたことです。
ロブショットという選択肢を持つことが、コースマネジメントを意識していないことの表れだということを出来る限り詳しく書いてみたいと思います。
コースマネジメントについて知りたい方は、こちらをご参照ください。
上げるアプローチのリスク
先ほどロブショットを使いそうなケースの一例として、
バンカー越えのアプローチ+カップがグリーンの手前側ギリギリにある例を挙げました。
バンカー越えのアプローチ+カップがグリーンの手前側ギリギリにある例を挙げました。
一見するとボールをふわっと上げるしかないような状況ですが、
このシチュエーションでロブを打つことが非常に悪手であることを解説してみます。
このシチュエーションでロブを打つことが非常に悪手であることを解説してみます。
考えられるリスクは以下の通りです。
ロブショットのリスク
・ラフに入れば沈み込む
・バンカーに入ると高確率で目玉(ボールが砂に沈むこと)
・空振りやすっぽ抜けでやり直し
・ホームラン
・ラフに入れば沈み込む
・バンカーに入ると高確率で目玉(ボールが砂に沈むこと)
・空振りやすっぽ抜けでやり直し
・ホームラン
これらのリスクはロブショットでボールを打ったがために発生するものといえます。
球が真上に上がることによって、ラフやバンカーに入った時にボールが沈みやすくなります。
また、ロブショット自体の難易度が高いことで打ち直しになることや、遠くにボールを飛ばしてしまう恐れもあります。
どのパターンにおいても、次の1打で状況を好転させるのが極めて難しいものばかりです。
ロブショットは、大たたきするリスクがとても高いといえます。
アマチュアはボギー狙い一択
ロブショットのリスクについて言及したわけですが、
パーがとれることもあるじゃないかと思う方も居るはず。
パーがとれることもあるじゃないかと思う方も居るはず。
ですが、私はこのシチュエーションならピンのずっと奥に安全なアプローチをして2パットからのボギーを狙います。
その根拠となるのはスコアの期待値です。
期待値を説明する前に、このシチュエーションで起こりうる結果のパターンを考えてみます。
結果のパターン
・アプローチ(パット)が上手くいきパー
・アプローチでグリーンに乗せ2パットからのボギー
・アプローチ(パット)でミスが重なりダブルボギー以上
・アプローチ(パット)が上手くいきパー
・アプローチでグリーンに乗せ2パットからのボギー
・アプローチ(パット)でミスが重なりダブルボギー以上
大まかに考えると、こんなものかと思います。
これらの確率について考えてみると、通常のアプローチに対してロブショットの方がボギーをとれる確率が低いことが分かるかと思います。
度々言っていることではありますが、ロブショットは極めて難しいアプローチだからです。
さらに、ダブルボギー以上の確率について考えてみます。
アプローチが上手くいかなかった時に、さらに状況が悪くなる可能性が高いのは圧倒的にロブショットの場合です。(※ロブショットのリスク参照)
総合的にこれらの確率を考慮すると、
通常のアプローチをしてボギーを狙う方が圧倒的に期待値が良いことが分かります。
通常のアプローチをしてボギーを狙う方が圧倒的に期待値が良いことが分かります。
コースマネジメントを意識するほど、ロブショットが正しい選択でないことがお分かりいただけたかと思います。
真に正しいコースマネジメントは
これは少し余談ですが、マネジメントついでにお話しします。
それは、そもそもこんなシチュエーションにならないように行動するのがマネジメント的に正しいということです。
さきほど、バンカー越えのシチュエーションからの確率を考えました。
しかしこの状況、そもそも良くてボギーにしかなりません。
であれば、こうならないようその前のアイアンの時点で狙うべき場所を考える必要があります。
グリーンを外したとしても、簡単にアプローチできる場所は他にあるからです。
これは少しレベルの高い話ですが、安定して90や80台を出すには必須な考え方なんです。
さいごに
今回はロブショット系のアプローチが、
あまりスコアアップに役立たないものであるというお話しをしました。
あまりスコアアップに役立たないものであるというお話しをしました。
しかし、私が言いたいのはロブショット自体を否定しているわけではないということです。
ゴルフをどのようにプレイするのかはその人の自由です。
また、エンジョイゴルファーにとってロブショットほど盛り上がるものはありません。
だだ、スコアアップを目指すゴルファーにはあまりお勧めできるものではないということです。
スコアアップしたいゴルファーでロブショットをたくさん練習している方は
ぜひ、アプローチ練習では転がし系のアプローチを多く取り入れてみてください!
ぜひ、アプローチ練習では転がし系のアプローチを多く取り入れてみてください!
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