こんにちは、アレオです。
先日、ジョーダンモデルのゴルフシューズ「ジョーダン ADG 2」を購入しました。
これまでのジョーダンシリーズは数が少なく入手困難なものばかりでしたが、ADGシリーズは比較的簡単に入手することが出来ましたよ。
今回はジョーダン ADG 2を実際に履いてみてのレビューを紹介していきます。
ジョーダン好き以外の方にもおすすめしたいシューズです!
この記事を書く私は、ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファーです。全世代のアマチュアゴルファーに向けてゴルフに関する様々なコンテンツを発信しています。
ジョーダン ADG 2とは
ADG2は、2019年に発売されたADGのシリーズ2足目となるシューズ。
ADGとは、ジョーダンをモチーフによりゴルフに最適な仕様にしたシリーズのことです。
ジョーダンのゴルフシューズは過去に何足か発売されていますが、AJ1・AJ3・AJ5などハイカットのボリュームのあるシューズばかり。
出典:Nike Golf(Instagram)
写真はAJ1ですが、ぶっちゃけゴルフシューズとして履くのは難しいシューズですよね。
ジョーダンのゴルフシューズを履くツアー選手もほとんどいません。現役のPGAツアープロだと、ハロルドバーナー3世がAJ11を使用している位でしょうか。
出典:ハロルド・バーナー3世(Instagram)
ADG2のモデルはAJ3
ADG2はエアジョーダン3をベースに作られたと考えられます。
アイレット(靴ひもを通す穴)の配置や数、セメント柄(海外ではエレファント柄と呼ばれる)など、AJ3の特徴的な部分を踏襲しているデザインです。
出典:TASCLAP
また、AJ3はジョーダンシリーズで初めてハイカット構造を採用しなかった靴。
ゴルフ向けとして使いやすいシューズを作るという意味でも3が採用されたのかもしれません。
ただゴルフ仕様ということもあり、そのままデザインをまねて作っていないのも特徴の1つですね。
前作とは全く異なるシューズ
出典:Nike Golf
前作のADGとは、シューズのビジュアルが大きく異なるADG2。
それだけでなく、見た目以上にシューズとしての性能が大幅にリニューアルされていると言えます。
前作からの変更点は、大きく分けると次の2つです。
・ソール形状を一新
→エアズームシステムを廃止し、独自のソール形状に
・ヒール部分の強化
→合成樹脂を用いたヒールカウンターを採用
ざっくりいうと、よりゴルフの実使用に適したユーザーライクな仕様になったということです。(見た目はただのバッシュにしか見えませんが笑)
とはいっても、変更点がありすぎてとても同じシリーズとは言えないレベル。
本家のジョーダンシリーズのように、ナンバリング毎にデザインや機能が大きく変わるスタイルを踏襲しているのか。
あるいは、前作ADGの機能(耐久性)によほど問題があったかの2通りが考えられます(笑)
2021年に発売が予想されるADG3によって、その答えが明らかになるはずです。。。
ソール形状を一新
前作は前足側にZoom Air を採用しているのが特徴的でした。
出典:Nike Golf
ちょうどジャンプマンのあたりに配置されています
Zoom Airとは、反発力の高い特殊な繊維のこと。(エアズームビクトリープロのレビュー記事でも紹介。)
一方で今作では、今までにない斬新なソール形状のトラクションパターンを採用しています。
後でも感想を紹介しますが、個人的にはかなり気にいっている履き心地です。
ヒール部分の強化
ヒール部分には、前作に無かったカウンターが搭載されています。ヒール部分の強度を高め、サポート感を高める目的です。
ヒール部分の凹凸がかなり独特です。
かなり硬い樹脂でコーティングされているので、ヒール部分はしっかりとしたサポート感が感じられます。
ADG 2を実際に履いてみた感想
実際に履いてみた感想を次のポイントで紹介します。
・サイズ感
→普段履きのシューズと同サイズでOK
・履き心地
→柔らかめのクッショニング
・グリップ感
→グリップ力はあるが、独特な感触
・防水性
→防水性はあるが、天然皮革なので要注意
ADG2のサイズ感は大きめ
ADG2のサイズ感を以下の表にまとめてみました。
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履いてみた感想
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私のサイズ(靴下を履いた状態)
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長さ
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余裕あり
→5mm強のすきま
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27.6cm
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足囲(足幅)
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余裕あり
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23.4cm(足幅は10.4cm)
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甲の高さ
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余裕あり
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23,8cm
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※長さ=「かかとから最も遠い位置」、足幅=「親指の付け根(骨の出っ張り)から小指の一周の長さ」、甲の高さ=「甲の骨が出っ張った位置での足1周の長さ」で測定
※サイズ感の詳細が気になる方はこちら(ナイキゴルフシューズのサイズ感を解説)
ADG2はナイキゴルフシューズの中では比較的大きめのサイズ感。ワイズは2E(平均〜やや広め)であると考えられます。
同サイズのナイキスニーカーと比較すると、縦のサイズ・横幅ともに同程度でした。
全体的な幅(土踏まずやかかと)は大きいのですが、足の骨のでっぱり部分(足の幅が最も広くなる所)だけは2Eジャストくらいに感じます。足幅が狭めな方でも、ハーフサイズダウンするほどの広さではないかもしれません。
足幅広めな方も、普段履きのスニーカーで圧迫感を感じていないのであれば、同サイズを選んで全く問題ないと思います。
ストレスのない履き心地
ADG2の最大の特徴は、やはりソール部分です。まず履いてみて感じたのがクッション性の強さ。
ソール部分のラバー突起が柔らかく、地面を踏むたびに沈み込む感触があります。
また、アッパー素材が柔らかい天然皮革で構成されているので、履いた時の圧迫感がとても少ないのも特徴的でした。
癖のあるグリップ
実際にスイングをして感じたのは、他のシューズにないグリップ感。
ソールの突起が横に動く構造をしているため、ほんの少し横に動いた後にグリップがかかる独特な感触でした。
指でグリップを押すと形状が変化します
しかしグリップ力がないというわけではありません。突起の隙間に芝が噛むので、グリップ力はむしろ高いといえます。
スイング中に積極的に足や体を開くような、いわゆるローテーション系のスイングをする人にはもってこいのシューズと言えそうです。
防水性はあるが手入れは必要
ADG2は、ゴルフシューズとしての防水性を充分にもったシューズです。
シュータン部分は、一見するとメッシュ加工のように見えますが防水加工のコーティングがしっかり施されています。
また、靴の内部でアッパーとシュータンが縫い付けられているため、アイレット部分からの水の侵入もある程度は耐えられる仕様。
しかしこのシューズ、わざわざ雨の日に積極的に履くシューズではないかと思います。
アッパーには天然皮革が使用されており、水に濡れると傷みやすくなるからです。
防水性はありますが、雨の日には使わない方がいいシューズと言えます。
まとめ:ジョーダン未経験の方にもってこいのシューズ
今回は、ジョーダンのゴルフシューズラインとなるADG2をレビューしました。
見た目のボリューム感からは想像できない快適な履き心地で、とても大満足なシューズでしたよ。
カラバリは、ホワイトとブラックに加えて限定カラーのブルーの3色展開となっています。
ジョーダンシリーズを履いたことがない人や、周りのゴルファーとは違う装いをしたい方にお勧めのシューズです。ぜひ試してみて下さい!
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当ブログ「アレオゴルフ」では、ナイキを中心としたゴルフシューズのレビューやPGAツアーのシューズ・ウェア情報を紹介しています。こちらの記事もおススメですよ!
コメント
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[…] この柄はその後のジョーダンシリーズで欠かせない要素となりましたが、ゴルフにおいても2019年以降発売のADGシリーズに採用されるなどおなじみのディティールとなりました。(ADG2の解説記事はこちら) […]
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