[超最軽量]ナイキエアズームインフィニティツアーネクスト%をレビュー

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出典:ナイキ
今回は、ナイキから2022年に発売された新作シューズ「エアズーム インフィニティ ツアーネクスト %」をレビューします。

斬新なシルエットとトップクラスの軽量さで注目されているこちらのシューズ。

シューズの魅力を解説しつつ、実際にラウンドで使用してみた上での詳しいレビューも行います!


この記事を書く私は
ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファー
過去20足以上のレビューをしてきたゴルフシューズオタク

ネクスト%を使用しているプロ

このシューズの代表的な使用プロはブルックス・ケプカ

出典:ブルックス・ケプカ[Instagram]
実は前作のインフィニティツアーは、彼が開発の初期から携わったシグネチャーモデルであり、今作も彼が開発初期から携わったとされています。

膝に故障を抱えてるいるケプカがディレクションしたことからも、快適性にかなりのこだわりがあるシューズなのは間違いないでしょう。

その他LPGAツアーの選手では、チョン・インジやアタヤ・ティティクルなどですが、著名な男子プロの中ではあまり着用されていません。

 

前作よりも快適性がさらに強化

前作は、細身なフォルムとピストンスパイクと呼ばれる独特の刃を採用したことで、非常に人気の高いシューズでした。

今作はその名前のとおり、ランニングシューズのアルファフライネクスト%をモデルにしており、前作との違いにも注目しながら機能性を説明していきます。

 

ナイキらしくない?着脱しやすい丸いフォルム

前作同様ランニングシューズを元にしたモデルですが、その形状が前作のシャープなものとは大きく変わりました。

実際に後にもレビューしますが、足のどの部分においてもゆとりが生まれており、日本人に好まれがちなアディダスなどの構造にかなり近いシューズです。

ナイキのゴルフシューズは幅広な日本人の足型に合わないとよく言われますが、このシューズでは問題にならないでしょう。

 

前足部の反発力に特化

このシューズの大きな特徴は、前足部にむきだしになったズーム エア ポッド

これは、モデルとなったエア ズーム アルファフライ ネクスト%の特徴をうけついだもので、強力なエネルギーリターンを生み出す機構です。

2022年の箱根駅伝では区間賞をとった全てのランナーが着用しており、その機能性は非常に高いものと言えるでしょう。

 

軽量性にこだわった斬新なシルエット

さらにこのシューズの斬新なところがもう一点。

それは、ズームエアポッドから踵にいたるまでの中足部が削れて空洞になっていること。ミッドソールがほとんどなく、アウトソールのプレートのみが支えています。

前作のインフィニティツアーもかなり軽かったですが、今作は全ゴルフシューズの中でもトップクラスの軽さです。

 

実際に履いてみた感想

ここからはシューズを実際に履いてみた感想をご紹介します。

 

エアズームインフィニティツアーネクスト%のサイズ感は広め

エアズームインフィニティツアーネクスト%(ワイド)(28cm、361g)、定価19,800(税込)のサイズ感
 
履いてみた感想
私のサイズ(靴下を履いた状態)
長さ
余裕あり
→足先まで1cm弱の隙間
27.6cm
足囲(足幅)
余裕あり
23.4cm(足幅は10.4cm)
甲の高さ
少し余裕あり
23,8cm
※ふだん履きのスニーカーは28cm。私の足のサイズは、足幅換算でDサイズ程度(平均〜やや細めのサイズ)。
※長さ=「かかとから最も遠い位置」、足幅=「親指の付け根(骨の出っ張り)から小指の一周の長さ」、甲の高さ=「甲の骨が出っ張った位置での足1周の長さ」で測定
※サイズ感の詳細が気になる方はこちら(ナイキゴルフシューズのサイズ感を解説
足幅は2E~3E程度(平均〜広め)ではないかと考えます。前作のインフィニティツアーと比較するとやや一回り大きいサイズ感でした。ワイドモデルのシューズであることに加え、ナイキにしてはやや丸めのシルエットをしているため、履き口や高の高さにも余裕があります。
 
結論ですが、基本的にスニーカーと同じサイズを購入して問題ないでしょう。ナイキの細いシューズを避けていた方にも購入できるシューズではないかと思われます。
 

最高峰の軽さと快適性

全体的な履き心地は、中足部から後足にかけてかなり厚く配置されたリアクトソールのおかげで、しっかりとしたクッション性を感じることができます。

前足部に配置した大型のZoom Airユニットに存在感があり、前に足を踏み出す度に反発感を感じられます。

また、重量が360gとゴルフシューズの中でも最軽量の軽さで、非常に疲れにくいシューズです。

前作では、特殊な形状をしたピストンスパイクが歩く時に違和感を感じたのですが、刃の形状や数を変更したことで、普通のスパイクシューズに近い感覚になりました。

個人的には前作からの改良点のうち、最も気に入ったポイントの一つです。

 

快適さを兼ね備えたサポート力

ランニングシューズに採用されるテクノロジーを採用しており、サポート性と快適性の両立においては申し分のない性能です。

柔らかいフライニット素材が足を包み込みながら、不快な圧迫感を感じさせない作りになっています。

前方に配置されたマットガードや、踵部分だけ硬く作られたヒールタブでサポート性能を底上げします。

スイング中も横ずれが気になることはありませんでした。また、ヒール部分にパッドがあることで、着脱もかなりスムーズです。

 

ピストンスパイクのグリップ力は健在

グリップ性能に関しても非常に高いポテンシャルをもっています。通常のスパイクとは異なる形状をしたピストンスパイクのおかげで、主に2つのメリットを感じることができました。

・グリップ力がとても強い
・地面を掴む感覚が強い(地面を蹴る感覚が高い)

これら2つは前作同様に感じたポイントで、やはり鋲タイプのものより地面との摩擦がつよく、かつ地面に接した感覚が強いのが特徴です。

また、前作から踵のスパイクを小さくしたことで、かかと部分が浮き上がりが緩和され体重移動がよりスムーズにできるようになりました。

 

防水性は高くないか?

防水コーティングの施されたフライニットを使用しており、雨や汚れには一定の耐性があります。

一方で、今作はアッパー一体型の構造を廃止してシュータンのある普通の形状になりました。そのせいかどうかはわからないですが、前作では2年保証があった防水加工保証が完全になくなってしまいます。

雨の日にラウンドをしたわけではないですが、防水性は高くもなく強くもなくといったところでしょうか。

ただこのシューズは、ミッドソールを削った独特の形状をしているため、Zoom Airユニットが直に芝や水に触れてしまいます。シューズの耐久性を考慮すると、タフな天候の日にはあまり使いたくないシューズです。

 

さいごに:日本人に合う良質なアップデート

今回はナイキ「エアズーム インフィニティツアー ネクスト %」をレビューしました。

ナイキの中では珍しい幅広な設計・トップクラスの軽量化など、日本人に好まれやすいシューズに改良されました。

2022年〜2023年にかけて、メジャー限定モデルを含む多くのカラバリが発売されるであろうこちらのシューズ。ぜひ購入を検討してみてください!

当ブログ「アレオゴルフ」では、ナイキを中心としたゴルフシューズのレビューPGAツアーのシューズ・ウェア情報を紹介しています。こちらの記事もおススメですよ!

 

コメント

  1. […] 2022年以降、スパイクタイプのエアズーム インフィニティ ツアー ネクスト%を着用しています。 ナイキ エア ズーム インフィニティ ツアー ネクスト% created by Rinker […]

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