バンカー内でのゴルフルールを完全理解![新ルールも合わせて解説]

ゴルフライフ
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こんにちは、アレオです。

今回は、バンカー内でのルールに関するお話です。

 

・バンカーでやってはいけないことは?
・救済の方法が知りたい
・新ルールの変更点は?

 

こんなお悩みにお答えしていきたいと思います。

本記事では、バンカー内でのルール・禁止事項・救済方法の解説。合わせて2019年の新ルール改定による変更点もご紹介しますよ。

これを読めば、バンカーのルールはもうばっちりです。

 

この記事を書く私は、ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファーです。全世代のアマチュアゴルファーに向けてゴルフに関する様々なコンテンツを発信しています。

 

バンカー内でのプレー

バンカーがゴルフコース中のシチュエーションで最も違うのは、ボールが砂の上にあるということですね。

つまりは、この砂の取り扱いに関するルールがメインとなっています。

 

砂に触れるのはNG


バンカー内では、砂に触れることが規制されています。これが芝生の上から打つ場合と最も違うところでしょう。

バンカーで禁止されているのは次の行為です。

バンカー内でのNGルール
①砂の状態を確かめるために、手・クラブ・レーキ等で故意に触れる
②次の時に、クラブでバンカーに触れる
→球の前後にソール(地面につけて構える)
→素振りをする時に
→バックスイングの時に

これらのルールに違反すると2打罰を受けることになります。

つまりは、砂に道具や手で意図的に触れる・スイングの前後でクラブが砂に触れる、これらがやってはいけないことなんです。

 

新ルールで変わったポイント

2019年のルール改定によって、バンカー内でのルールはとてもシンプルになりました。

この改定はゴルフのルールをシンプルにしようというのがコンセプトの1つですからね。次のポイントが変更点です。

ルール改定での変更点
・ルースインペディメントの取り除きがOKに
・砂に触れてはいけないルールの緩和

ルースインペディメントとは、葉っぱや石ころ、動物の排泄物などです。これらを手で取り除いてもOKということになりました。

2つ目は、砂に触れてはいけない条件の緩和です。先ほどご紹介したNGルール以外は、砂に触れることに対して基本的に罰則を設けないという緩和を行いました。

例えばルールブックには、次のプレーが認められていると書かれています。

・練習スイングや、そのストロークのためのスタンスをとるために足を潜り込ませること。
・コースの保護のためにバンカーをならすこと。
・クラブ、用具、その他の物をバンカーに置くこと(投げる、または置くこ とによってのいずれの場合でも)。
・規則に基づいて、計測すること、マークすること、拾い上げること、リ プレースすること、他の行動をとること。
・休むため、バランスを保つため、転ぶのを防ぐためにクラブに寄りかか ること。または、
・イライラして、または怒って砂を叩くこと。
引用元:2019ゴルフ規則 – JGA

イライラした時のことまで書かかなくていいのでは、、(笑)

 

英語になってしまいますが、USGAのルール改定のトピックをまとめた動画です。上記の内容を読んでからだと、すんなり理解できると思います。


 

バンカー内のアンプレヤブル処置

アンプレヤブルとは、球を打つのが難しいと本人が判断した場合に宣言できる権利のことを言います。

ペナルティエリア以外のどこでも、プレーヤーはアンプレヤブルを宣言して罰ありの処置を受けることが出来るんです。本人の判断でいつでも宣言できるので、1打では絶対に出せないと思う状況にあるなら積極的に活用すべきルールだと思います。

 

特に初心者の方であれば、通常のバンカー内でも出すことが難しいですからね。アンプレヤブルを宣言した方がいいシチュエーションは次のような場合かと思います。

アンプレヤブルにした方がいいかもしれない状況
・バンカーの端にあってスイングが出来ない
・極端な目玉(ボールが砂の中に沈むこと)

 

バンカー内のアンプレヤブルには4つの選択肢がある

上記のような理由でアンプレヤブルを宣言する場合、プレーヤーが選択できる処置の方法には4通りがあります。

バンカー内でアンプレヤブルの球の救済の選択肢

引用元:2019ゴルフ規則 – JGA

4つの罰あり救済の選択肢
・1打罰で、元の位置に戻って1クラブレングス以内にドロップ
・1打罰で、バンカー内のカップとボールの後方線上を基点に1クラブレングス以内にドロップ
・1打罰で、ボールを基点に2クラブレングス以内にドロップ
・2打罰で、バンカー外のカップとボールの後方線上を基点に1クラブレングス以内にドロップ

 

新たに追加されたルール

ルール改定によって新たに追加されたのは、上記4つ目の2打罰でバンカー外に出す処置です。

これは、アマチュアの方に配慮されて追加されたルールではないかとも考えられます。ルール改定の狙いの中には、プレーヤーへの救済を増やすことでプレー時間の短縮を図るというものがありますからね。

バンカーから出すのが苦手な方は、ここで何打も使わずに潔く2打罰で外に出すのも良いのではないでしょうか。

 

水溜まりにある場合


先ほどの処置は、基本的に罰ありの救済処置でした。

しかし、アマチュアの方が遭遇するシチュエーションの中に無罰で救済を受けられるものがあります。

それは、バンカー内の水溜まりにボールがある場合です。雨の中でもゴルフがしたいという熱意のある方は、ぜひ知っておきましょう!

 

無罰と1打罰の救済がある

バンカー内の水溜まりにボールがある場合、プレーヤーには2つの選択肢があります。

バンカー内の異常なコース状態からの救済

引用元:2019ゴルフ規則 – JGA

 

2種類の救済の選択肢
・無罰で、完全な救済のニアレストポイントを基点に1クラブレングス以内にドロップ
・1打罰で、バンカー外でカップとボールの後方線上を基点に1クラブレングス以内にドロップ

 

完全な救済のニアレストポイントとは、水溜まりでない場所でボールに最も近いところという意味です。このニアレストポイントを基点にバンカーに近づかない場所でドロップすることが出来ます。

バンカー外に出す場合は、通常の救済方法と変わらないですね。ただし、2打罰ではなく1打罰であることに注意しましょう。

 

まとめ:正しいルールでバンカーを攻略!

今回は、バンカー内のルールに関するお話でした。

少し複雑なルールですので、もう一度内容をおさらいしましょう。

バンカー内でやってはいけないこと
・意図的に手や道具などで砂に触れる
・スイングの前後でクラブで砂に触れる
・上記は、いずれも2打罰になる
救済の方法
アンプレヤブルの選択肢
・1打罰で、元の位置に戻って1クラブレングス以内にドロップ
・1打罰で、バンカー内でカップとボールの後方線上を基点に1クラブレングス以内にドロップ
・1打罰で、ボールを基点に2クラブレングス以内にドロップ
・2打罰で、バンカー外でカップとボールの後方線上を基点に1クラブレングス以内にドロップ

水溜まりにある場合の選択肢
・無罰で、完全な救済のニアレストポイントを基点に1クラブレングス以内にドロップ
・1打罰で、バンカー外でカップとボールの後方線上を基点に1クラブレングス以内にドロップ

ルールを覚えて、楽しくプレーしましょう!

コメント

  1. […] […]

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