ゴルフ初心者にも分かるOBのルール解説[新ルールも合わせて紹介]

知識・ルール
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こんにちは、アレオです。

今回は、OBのルールについてのお話です。

 

・OBってよく聞くけど何?
・OBにはどんな罰則があるの
・OBになった時の対処法を教えてほしい

 

こんなお悩みにお答えしていきます。

今回は、OBに関するルールとその対処法を解説。合わせて、ティショットに関連した基本的なルールもご紹介します。

この記事を読めば、ルールが分からなくて明日のラウンドが不安なんてことにはなりませんよ!
 
 
この記事を書く私は、ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファーです。全世代のアマチュアゴルファーに向けてゴルフに関する様々なコンテンツを発信しています。

 

OBとは

OBとは、「アウトオブバウンズ」の略称です。

ゴルフ場の各ホールにおいて、決められたエリアから外に出てしまった場合に発生する罰(ペナルティ)のことを言います。

初心者にありがちなのが、違うホールに打ってしまった場合もOBになるという誤解です。

OBは白色の杭で区切られたエリアで適用されます。カートに置いてあるコースマップで確認しましょう。

OBのポイント
・白色の杭で区切られたエリアから出てしまったらOB
・白杭がなければ、隣のホールにボールがいったとしてもセーフ
・OBのエリアは、コースマップで確認

 

OBの対処:1打目の場合


それでは具体的に、1打目のティショットでOBになった場合のルールと対処法を解説していきます。OBになった場合に取りえる選択肢は3つあります。

1打目でOBになってしまった場合
・特設ティからプレイング4で再開
・暫定球
・OBした付近から二打罰でドロップ(新ルール)

 

特設ティからプレイング4で再開

アマチュアの方がOBした場合、最も遭遇するシチュエーションが特設ティからのプレイング4です。(特設ティは特ティ、プレイング4はプレ4と略して言います。)

グリーンから100ヤード位手前の、特設ティとよばれるエリアから4打目として打つということです。(Par4の場合)

特設ティは、ゴルフ場が独自に設定した競技では使われないローカルルールを意味しています。アマチュアの方の場合は、強制的に前に進めないといつまでたってもプレーが進行できないからですね。

 

暫定球

アマチュアの方はあまり使わないですが、本来の競技ルールであれば暫定球を使うことになります。

OBをしたかもしれないショットを打った時は、1打罰で暫定球を宣言しもう一度打ち直すということです。

暫定球のルール
・OBの疑いがあるショットを打った時は暫定球を宣言する
・暫定球は1打罰で行う(つまり3打目で打ち直す)
・1打目のボールが見つかった場合は、罰なしで1打目のボールを使用する

特設ティが設定されている場合は、暫定球を使用しません。アマチュアが利用するゴルフ場にはほぼ100%特設ティが設定されているので、めったに使わないルールです。

 

OBした付近から2打罰でドロップ(新ルール)

新たに追加されたのは、OBになった付近で2打罰でボールをドロップし4打目から打つというルールです。

これはアマチュアの方であればセカンドショットのOBの場合に活用するルールで、1打目にはあまり使用しないでしょう。なぜならローカルルールの特設ティがある場合がほとんどだからです。


引用元:II. ローカルルールひな型と他のプレー形式 – JGA

新ルール
・ボールがOBのラインを横切ったとされるA地点を決める
・A地点から最も近い、ラフとフェアウェイの境界線の地点Bを決定する
・B地点を通る直線の外側2クラブレングスまでのエリア(ピンク色の部分)にドロップ
※暫定球を使用した場合はこのルールを適用できない

絶対にあると思っていたボールがOBになっていた場合、今までのルールなら元の地点に戻って暫定球を打つ必要がありました。それをやると時間がかかるので、このルールが新設されたわけですね。

 

OBの対処:2打目の場合

セカンドショット以降がOBになった場合は、2つの選択肢があります。

2打目でOBになってしまった場合
・暫定球
・OBした付近から2打罰でドロップ(新ルール)

先ほどの1打目の場合から、特設ティの選択肢がなくなった形となっています。

今までは暫定球のみしか選択肢がなかったところに、新ルールが追加されました。

基本的に初心者の方であれば、2つ目の選択肢である新ルールを積極的に活用すべきです。

暫定球とはいえ、打ち直し自体に時間がかかるからですね。新ルールには、プレースピードの向上といった狙いもありますのでアマチュアの方はそれに従うのが筋だといえるでしょう。

 

OBに関連したその他のルール


OBに関してのルールは一通り説明し終わりましたが、ティショットやOBに関連したシチュエーションでのルールをご紹介します。

ボールを探す時間と打つ時の時間についてです。

その他のルール
・ボールを探す時間は3分まで
・40秒以内に打たないとペナルティ
・準備できた人から打ってOK

これらに違反するとペナルティが課されるわけではないですが、プレー時間を短縮するためにもぜひ意識して守りましょう。

 

ボールを探す時間は3分まで

新ルールの施行によって、ボールの捜索時間が5分→3分に短縮されました。

OBらしきショットを打った時、特設ティから打つと打数を損することになるので出来るだけボールを探して見つけたくなります。

ですが、ルールで決まった以上は時間を意識して守りましょう。見つからなければ、上記で紹介していずれかの選択肢をとります。

 

40秒以内に打たないとペナルティ

アマチュアの方は実際に罰則を受けるわけではありません。

ですがマナー的には、このルールを意識して守っていきたいところです。打つ時間が長いとそれだけで進行が遅れますし、人に指摘されるまではなかなか気づけないからですね。

 

準備できた人から打ってOK

以前のルールであれば、前のホールからのスコアが良い人が先に打つというルールがありました。

それが少し緩和されて、準備できた人から打ってもOKということになります。

順番を絶対に守ろうとすると、進行に遅れが出る場合があるからです。これもアマチュアの方が積極的に活用していきたいルールですね。

 

まとめ

今回はOBに関するルールと実際になった時の対処法をご紹介しました。

上記のルールを覚えれば、ラウンド中にルールが分からなくて不安になることもなくなりますよ。最後にもう一度内容を確認します。

1打目でOBになった時の選択肢
・特設ティからプレイング4で再開
・暫定球
・OBした付近から2打罰でドロップ(新ルール)
↑上記3つの選択肢があるが、アマチュアの場合は特設ティを使用するのがほとんど
2打目以降でOBになった時の選択肢
・暫定球
・OBした付近から2打罰でドロップ(新ルール)
↑どちらの選択肢を選べるが、進行スピードを早めるためには新ルールを活用するのがベスト
その他のルール
・ボールを探す時間は3分まで
→みつからなければ、上記の対処法を素早く実践
・40秒以内に打たないとペナルティ
→マナー的にも必ず意識しまよう
・準備できた人から打ってOK
→プレーの進行スピードを早めるために積極的に活用しよう

上記のルールを覚えて、楽しくプレーしてください!

OB以外のルールも知りたい!という方はこちらの記事もチェックしてみて下さい。

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