本気|プーマ プロアダプト アルファキャットのレビュー・解説

プーマ/アンダーアーマー
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出典:プーマ
今回は、2021年6月にプーマから発売されたスパイクレスシューズ「プロアダプト アルファキャット」についてレビューしていきます。

実際にシューズを履いてみたうえで、サイズ感や特徴を詳しくレビューしていきます!

プーマゴルフ メンズ プロアダプト アルファキャット スパイクレス シューズ

本記事のポイント
・プロアダプト アルファキャットのサイズ感、履き心地などをレビュー
・プロアダプト アルファキャット2の使用プロ
・機能性や特徴について解説
・シューズの評価

この記事を書く私は
ゴルフ歴3年半でベストスコア70台を達成した20代中盤ゴルファー
過去20足以上のレビューをしてきたゴルフシューズオタク

 

実際に履いてみた感想

ここからはシューズを実際に履いてみた感想をご紹介します。

今回は試着レビューとなっているため、グリップ以外の「サイズ感・履き心地・サポート・防水性能」の4つの観点からレビューします。

 

プロアダプト アルファキャットのサイズ感

プロアダプト アルファキャット(28cm) 紐/BOA 定価15,400/17,600(税込)のサイズ感
 
サイズ感
BOAタイプ
私のサイズ
(靴下を履いた状態)
長さ
少し余裕あり
→爪先に0.5cmほどの隙間
27.6cm
足囲
少し余裕あり
23.4cm
(足幅は10.4cm)
甲の高さ
少し余裕あり
23,8cm

※ふだん履きのスニーカーは28cm。私の足のサイズは、足幅換算でDサイズ程度(平均〜やや細めのサイズ)。
※長さ=「かかとから最も遠い位置」、足幅=「親指の付け根(骨の出っ張り)から小指の一周の長さ」、甲の高さ=「甲の骨が出っ張った位置での足1周の長さ」で測定

私は普段ばきのスニーカーと同じサイズを試着しました。

横幅のワイズは、 2E(平均サイズ)程度だと思われます。(※2Eの中ではかなりEに近いピッタリ目のシューズでしたが)

縦のサイズは表記通りの印象。ブーティ構造の都合上、甲や履き口のサイズにしっかり余裕がある訳ではないですが、いい意味でフィット感が高いシューズでした。

紐・BOAタイプともに、シュータンがないブーティ構造をしています

足を入れただけでスルッと入るほどの履きやすさではないが、ストラップを使えば普通に履蹴る程度です。

購入推奨サイズですが、ナイキの靴が履けるくらい幅狭な方以外はほとんどハーフサイズアップした方がよさそうです。

元々幅広甲高に悩む人で有れば、1cmアップも十分あり得ます。プーマは比較的サイズ感が大きめのシューズが多い印象でしたが、全体的にサポートパーツがあまりないため、全体のサイズ感を絞ってフィット感を高めざるを得なかったのかなと推察します。

ご自身の足幅が広いのか狭いのか分からない方は、以下の記事をチェックしてみてください。

 

履き心地(クッション)

履いてみた時の最初の印象としては、コードカオスのようなフワフワした接地感ではなく、比較的硬くて反発感のある感触でした。

ミッドソールも厚すぎず、ラグの高さも控えめであることから接地感は高め。

またアウトソールにある切り込みのおかげで足先が細かく曲がるので、地面を指で掴む感覚をとても感じられました。

足先を曲げやすくするための切り込みが親指の下にあります

また歩いた際の印象も悪くなく、足首周りのクッションがしっかりあるおかげで、踵や足首周りのプレートが足首に当たって痛めるような感覚もありませんでした。

ニット素材のフィット感を重視した靴にありがちな、サポートパーツが悪目立ちする印象もなかったです。

ただ、BOAのダイヤルをきつく締めた時にワイヤーや留め具が甲に当たるのがきになりました。サイズを小さめにして履く人には紐タイプの方がオススメかも。

 

サポート

一見すると控えめな踵のサポートパーツですが、しっかりと踵をホールドしています。(外側のヒールプレートだけでなく、薄くて硬いプレートが踵の高い位置まで中に入っていました)

また個人的にいい印象を持ったポイントが、靴がねじれずよれないことです。

アウトソールにハードなTPU素材を使ったおかげか、フィニッシュのつま先立ちもピタッとキマります。

指先の感覚を掴みやすい接地感が高いシューズでありながら、フニャフニャと頼りない感覚がないのはとても優れたポイントです。

 

プロアダプト アルファキャットは雨の日に使用できるか?

シューズの大部分を覆うのは防水フィルムなので、多少の雨ならなんら問題ない防水性を持っています。

ただし甲部分のアッパーには防水加工が施されていないため、そこから水は染み出します。

ただし靴全体に無駄な装飾がないことから、汚れた時の掃除はかなり楽なシューズです。

 

プロアダプト アルファキャットの使用プロ

プロアダプト アルファキャットの代表的な使用選手はシューズの広告塔でもあるリッキー・ファウラー。

 
 
 
 
 
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彼はツアーモデルである先代の「プロアダプト デルタ」も使用していますが。過去に彼が着用してきたシューズはみなスパイクタイプでした。

彼のキャリアの中では珍しいスパイクレスを使用したことは、アルファキャットの機能性に対してある程度の信頼があった証拠ではないでしょうか。


 

プロアダプト アルファキャットの機能性・特徴

プロアダプト アルファキャットの代表的な特徴を3つご紹介します。

・2種の素材を組み合わせた異素材アウトソール
・ADAPTフォームをフルレングスで採用
・プログリップヒールカウンターでサポート性を向上

 

2種の素材を組み合わせた異素材アウトソール

ソールの外見からもわかるように、アルファキャットはそれぞれに役割を持った2種の素材でアウトソールが構成されています。

アルファキャットのアウトソール
・クリスタルラバー(中央部分)
歩く進行方向に沿ってラグを配置。地面に対するグリップを向上させ、歩行をサポートする役割。
・TPUフレーム(外周部分)
足の内側と外側で違う形状をしたグリップを配置。スイング時の捩れや、様々なライに対応することで安定性を向上させる。

歩行時とスイング時の両面に対応できるよう、緻密に設計されたグリップを採用しているわけです。

また、足の前足部に切り込みを入れることで歩行時の屈曲性を大きく向上


歩行時のストレスが少なく、足との一体感がより感じられるシューズとなっています。

 

ADAPTフォームをフルレングスで採用

ミッドソールには、前作プロアダプト デルタで踵部分に使用したADAPTフォームをフルレングスで採用。

クッション性を高めるためのEVA素材と衝撃に強いスチレンという樹脂素材をブレンドしており、クッション性と安定性の両面を向上させるシューズとなっています。

実はADAPTフォームは、プーマがゴルフ用に開発した素材。

別のスポーツで使われる技術を採用するメーカーが多い中、ゴルフように素材開発をしていることからも本気度がかなり高いシューズです。

 

プログリップヒールカウンターでサポート性を向上

プーマのシューズといえば中足部のサポートが代名詞と言えるほど特徴的ですが、アルファキャットはかかとに薄いプレートを纏わせているだけのシンプルな構造。

プログリップヒールカウンターと呼ばれる薄いプレートでゴルフシューズに求められるサポート性能を保持しています。

シューズ全体としてはメッシュアッパーの快適性を重視した構造で、その分全体的なサイズ感を絞ることでサポート性をあげていると思われます。

 

まとめ:プロアダプト アルファキャットの評価

良いところ
・足先が動かしやすく、地面を掴む感覚をもちやすい
・ニットアッパーの柔らかなホールド感がありながら、靴がねじれない
悪いところ
・プーマにしては小さめのサイズ感をしている
・どちらかとえいば硬めのクッション感(良いか悪いかは人それぞれだが)
BOA、ひもどっちがおすすめか
⇨紐タイプが個人的におすすめ!

ツアーモデルにしか使っていない”プロ”という表記をスパイクレスにも採用したアルファキャット。

その覚悟にふさわしい、様々な工夫が感じられるシューズでした。

意図してかどうかはわかりませんが、クッション性やホールド感において、コードカオスと明確に違う特徴があり、このシューズならではの際立った個性を持っています。

コードカオスほどクッション性がなくていいからもう少しホールド感が高いシューズがいいな〜なんて思う方にはうってつけのシューズです。

 

さいごに:性能十分なおすすめシューズ

今回はプーマ「プロアダプト アルファキャット」をレビューしました。

当ブログ「アレオゴルフ」では、ナイキを中心としたゴルフシューズのレビューPGAツアーのシューズ・ウェア情報を紹介しています。こちらの記事もおススメですよ!

コメント

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