ローリー・マキロイの筋肉の秘密に迫ってみた|ファン必見

アスリート
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こんにちは、アレオゴルフです。

今回は、ローリー・マキロイに関するお話です。

・マキロイの肉体の秘密を知りたい
・どんなトレーニングをやっているの?

こんなお悩みにお答えしていきたいと思います。

こんな記事を書くくらいマキロイのことが大好きな私が、今回は彼の肉体について調査してみました。

本記事では、マキロイのトレーニングに対する考え方や目的、実際に彼が行っているトレーニングのメニューをご紹介します。

筋トレをしたいゴルファーのためになる情報ですよ!

 

ローリー・マキロイの筋肉の秘訣を探ってみた

マキロイは今でこそガタイの良いイメージが強いですが、昔はそうではありませんでした。

出典:skysports
※2010年のマキロイ、当時20歳
そんな彼は2010年から運動生理学のドクターであるSteve McGregorをコーチとし、本格的なトレーニングに取り組みます。すると2015年にはこんな姿になります。

出典:clubhouse
一目瞭然なのが、大胸筋の発達具合。写真以外にも全体的な線の細さがなくなり、紛れもないアスリートの肉体に生まれ変わりました。

 

どれほど肉体が変化したのか

実際数字として、彼の肉体がどのように変化したかというと。

2010年⇨2015年のマキロイの肉体変化
体脂肪率:24%⇨10%
筋肉量:9kgアップ

凄まじい肉体の変化を遂げています。大会のないオフシーズンには週5回90分のトレーニングを行い、この肉体を作り上げたそう。

メンズヘルス誌に取材をうけるほどの肉体です。

しかもただ単に見た目がよくなっただけではなく、2015年までの期間にメジャーを4回も制しています。

トレーニングは、彼の華々しいキャリアを作る上で間違いなく必要なものだったのです。

 

マキロイのトレーニングに対する考え方

ではマキロイは、トレーニングに対してどのような目的を持って取り組んでいたのでしょうか?

彼はインタビュー等で、「スイングの安定性」を高める狙いがあったと答えています。

数値でみても、腕のスピードは落ちたがヘッドスピードは上がったようで、より効率的な体の使い方ができるようになったとSteveも発言。

その他にも、1年の中で「筋持久力」や「瞬発力」など、向上させたい機能によってトレーニングのメニューも大幅に変化させています。

スイングスピードをあげることにフォーカスしたデシャンボーとは、トレーニングに対するアプローチが少し違いますよね。

 

マキロイのトレーニングをご紹介

マキロイが日頃行っているトレーニングメニューをご紹介。

この動画は、彼が自粛期間中に自宅で行っているトレーニングの様子を自身のInstagramで公開したものです。

このトレーングの狙いは、重いウェイトをあげることではなく、瞬発力を向上させること

ちなみに、この時期は週2回このトレーニングをやっていたそうです。スイングスピードをアップさせたい人は、トライしてみましょう!

彼が行っているトレーニングを紹介したこちらの記事もオススメです!
How Rory McIlroy’s Gym Workouts Improved His Game

ランドマインプレス


ランドマインプレスは、主に(三角筋)と腕(上腕三頭筋)に刺激が入る種目。

片側にだけウェイトが入ったバーベルを肩で持ち上げ、腕を伸ばし切ってフィニッシュします。

下半身と上半身の連動性を向上させる狙いもあり、これに回転を加えた種目も行うことで、スイングの力をより生み出すことが出来るようになります。

ランドマインプレス
・回転なし:片側4rep×4set
・回転あり:片側4rep×4set

 

ボックスジャンプ


トレーニングの王道とも言えるボックスジャンプ。下半身の瞬発力と出力を高めるのにうってつけのトレーニングです。

下半身の瞬発力がスイングスピードに直結するゴルフでは、必須の種目と言えるでしょう。

ただし怪我のリスクが高い種目でもあるので、やりすぎは厳禁です。

ボックスジャンプ
・4rep×4set

 

メディシンボールスラムローテーション


メディシンボールのトレーニングでは、腹筋を中心とした全身の瞬発力の向上に効果を発揮します。

マキロイの場合は、一度ボールを頭上後方に持ち上げた後に、回転を加えながらボールを真下に叩きつけていました。

こうすることで、広背筋や腹斜筋などにも効果が見込めます。これらは、ゴルフをするうえで欠かせない大事な筋肉です。

メディシンボールスラムローテーション
・片側ずつ4rep×3set

 

ストロングマンフリップ


重りを前で抱えて肩口から後ろに投げこむ種目。いわゆるストロングマントレーニングの一種です。(大きなタイヤとかをひっくり返すあれ)

これまでのどの種目よりも、より強力な全身運動を求められます。

ちなみにマキロイが抱えている重りは120ポンドで、55kg相当。とんでもない重さです。。

ストロングマンフリップ
・それぞれの肩口から4rep×2set

 

スピードスピッキング

トレーニングの最後に有酸素運動を取り入れることは、脂肪燃焼に大きな効果を発揮すると言われています。

また、縄跳びは心肺機能を高めるのにも最適なトレーニングです。

縄跳び
・できるだけ早く、かつ続けられる限り飛ぶ×3set

 

マキロイがトレーニングにこだわるワケ

デシャンボーの変化に代表されるように、2020年以降のPGAツアーでは圧倒的な飛距離で優位を作るパワー志向が主流です。

ゴルフ以外のスポーツにおいてもウェイトトレーニングの重要性の認知度は高まっているでしょう。

ですが、マキロイの肉体が注目され出した2015年当時、彼のトレーニングに対してネガティブな意見が数多くありました。

それは、当時タイガーが度重なる故障によって欠場を余儀なくされていたからです。

そんなやっかみが多かったなか、彼がトレー二ングにこだわったワケをインタビューの中から抜粋しました。

 

理由①:ゴルフはより力強さが求められるスポーツになる

「ゴルフは進化して、よりアスリートなスポーツになったと思う。ボディビルダーのような体でなくとも、すくなくともいくつかの身体の部分は鍛えるべきだ」

と発言しています。

2021年の今となっては、至極当たり前と多くの方が思うはず。ですが、2015年当時に今と同じ考え方ができた人は果たして何人いたでしょうか?

トレーニングによって飛距離の優位性を作ることが、PGAで勝利するには欠かせない、といち早く気づいていたのです。

タイガーもデビュー当時から、飛び抜けた飛距離によって優位性をとっていました。彼のデビュー当時は、「トレーニングをしているプロは僕とビジェイ・シンくらいだった」言っているように、トレーニングの重要性に世界の誰よりも早く気づき、ゴルフに反映させていたのです。

世界のトップは、単に技術が優れているだけでなく、自分に必要な要素を取り入れる嗅覚も一流だという顕著な例でしょう。

 

理由②:ゴルファーはもっとアスリートであるべき

ゴルファーがトレーニングすることは、プレーだけでなく、それ以外にも意義があると彼は言います。

「ゴルファーがよりアスリートな見た目をしていれば、ゴルフに対するイメージはもっとよくなる。そうすれば、子供はゴルフをもっとするようになるかもしれないし、子供の親も子供にゴルフを勧めるかもしれない。20年前のゴルファーは皆だらしない体型だったが、タイガーの出現によってゴルフに対するイメージが大きく変わった。今の子供たちはみんなそんな見た目ではないし、それはゴルフにとってとても良い事だと思う」

次世代の子供たちにゴルフを広めていくために、よりアスリートらしく振る舞うべきだという発言。

単なるプレイヤーとしてではなく、子供たちの憧れとなるスターとしての心意気。めちゃくちゃかっこいいです。

 

最後に:マキロイのシューズやウェアについても解説しています

今回は、ローリー・マキロイの筋肉の秘密や、彼のトレーニングに対する考え方に迫ってみました。

この他にも、マキロイが使用したゴルフシューズに関する記事を書いています。マキロイ好きな方は要チェックです。

当ブログ「アレオゴルフ」では、ナイキを中心としたゴルフシューズのレビューPGAツアーのシューズ・ウェア情報を紹介しています。こちらの記事もおススメですよ!

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